2014年9月10日水曜日

travail

ついに転職が決まった。

11月1日付で、某戦略コンサルティングファームに採用してもらうことになった。

経営戦略コンサルティングは、学生時代ミーハー心で唯一憧れを抱いていた(笑)業界である。

もちろん今はミーハー心だけでなく、キャリア設計のうえで賢明な選択をした、と信じている。

ことの発端は去年8月に、何の間違いかGxxgleから声がかかり、選考の末フラれるという出来事が発生したことです。

実はそれ以来、「わしの市場価値は意外とあるのかもしれん」という勘違い(社2病)を起こし、「第二新卒カード切れるうちにキャリアチェンジしよう!」と思い立って、この1年くらいずっと転職を試みておりまして・・・(クソ長

途中、国連YPPとか受けたりもしてたがw



メローでマイペースな性格のオイラを気長に待ってくれて、かつ誠実に対応してくれた転職エージェントと、神のご加護のおかげですわ。


人生に感謝 m(__)m
 

2014年9月5日金曜日

Open & Close (読書



『オープン&クローズ戦略 日本企業再興の条件』(小川紘一2014)

東大政策ビジョンセンター小川先生の著書。

簡便に言えば、かつてのヘゲモニーを失った日本の製造業を再興していくうえで、
21世紀型の競争ルールに則ったビジネスモデル構築をやっていきましょうというおハナシでした。

特に、単なる技術R&Dだけでなく、知財戦略に配慮した「オープン&クローズ戦略」を核とした事業設計をやっていく必要がある、というのがメッセージとなっている。


この「オープン&クローズ戦略」とは、標準化を通じてイノベーションを誘引する「オープン」な開発や販売を行う領域と、付加価値の高い部分に関連する知財を囲い込んだりブラックボックス化して、自社への利益の核となる領域を確保する「クローズ」な部分をきっちり分割して事業と市場をコントロールしましょう、というものである。


さて、20世紀の製造業の変化は大きく3つの側面に分類される。

①テクノロジーの進展
②生産システムの変化
③市場の変化

である。


まず①テクノロジーとして何が変わったか については、インパクトが大きかったのは半導体の急激なコストダウン・高性能化と、インターネットの普及に象徴される情報ネットワークの拡大である。

この結果、ものづくりのデジタル化(アナログな技術のすりあわせによるものづくりに対置される)、ソフト化(ものづくりの付加価値がソフトウェアに依存するように)、モジュール化(多能工に依存しない、技術の細分化と再統合の仕組みの発達)、システム化/サービス化が進展した。

現代のものづくりにおいて、情報と物質は一体化している。


次に②生産システムの変化についてだが、顕著なのグローバルな水平分業の進展である。

ファブレス・デザイン・カンパニーやファンドリーのような業態の台頭はこれを象徴する現象である。また、製造装置を介した技術のスピルオーバーも看過できない。ヒト・モノ・カネでいうカネだけでものづくりができるようになってきているということだ。

そしてハイテク製品の生産拠点がグローバルに拡大した結果、新興国の台頭を招いている。この結果、製品の設計段階に付加価値がシフトしてきている。


③市場の変化は最もインパクトが大きい。
端的に言うと市場のグローバル化である。Apple製品などでもわかるとおり、ひとつの商品を一気に全世界50億人、60億人の顧客がいる市場に売り込めるようになっている。

この後景には国際的なサプライヤー網の発達も横たわっている。グローバルな多売戦略により、ベンダの原材料サプライヤーに対する価格交渉力は必然的に強くなる。したがって、ある製品をどこでデザインし、どこから材料を調達し、どこで組み立て、どこで売るか、すべての選択肢がグローバル化しており、大きな意味でのSCMに変化をもたらしている。
いっぽうで、販売後のサービスはローカル市場にとどまっていることにも留意しなければならない。
製造業では設計段階に付加価値がシフトしつつあるとはいえ、Appleはハードウェアだけで利益率50%以上を実現しているという推計がなされている。ものとしてどの部分で儲けることができるのか、どこで価値が出るのか考えたうえで、事業を設計する必要がある。

今後の日本の製造業は、技術的な強みも押さえつつ、システムとしてどう強くするかが大切なのだろう。例えばすばらしい高性能材料を作っている企業があっても、それを買い叩かれないように、価格を守る必要がある。それをどう守るか、高付加価値を維持するかといった視点が必要だろう。また、液晶技術に関しても日本企業は高い技術があるにも関わらず勝ち組はいないことからもわかるとおり、技術以外の部分がとても重要だということである。
高付加価値を維持する、という視点もだが、既存技術との組み合わせによってどうやって新技術の応用を進めるかといった観点も重要なのでは。例えば東レの炭素繊維はBoing787で独占使用され話題になったが、実際にはB787の前にBMW等、欧州の自動車メーカーが製品応用を進めていた。


著者の言うとおり、何をオープンにして、何をクローズにするか、標準化するかについての戦略が重要なのである。

これまでこういった領域は企業の自助努力に任されてきたわけだが、政策的に誘導する余地はないのだろうか。そのようなビッグピクチャを描ける人材がいない、という気もするが。

2014年8月27日水曜日

新深澤本(本の感想

『日本の女は100年たっても面白い。』深澤真紀(2014)


今や日常会話に欠かせない語彙となった「草食男子」「肉食女子」の名付け親である深澤さんの著書だし、タイトルが女子カルチャー研究の新しい決定版ぽかったので手に取ったがイマイチな内容だった。

基本的なコンテンツとしては、明治から平成まで連なる個性的な女性たちの系譜を追っている。
そのうえでアキンド女(eg. くらたま)、サムライ女(eg. 香山リカ)というカテゴリを導入し整理を試みているのだが、わざわざ分類したわりに系譜のレベルまで落としこめていないし、個々人の周辺の社会文化環境に関する情報が薄いのでバイオグラフィーの単なる羅列にしか見えない。

ライトエッセイとして読めばまた違う感想になるかもしれないが、こういった題材を扱うならもう少し文化風俗論的に突っ込んだ考察がほしかったところ。

ただし、巻末についている用語集は皮肉が利いていておもしろい。

2014年8月21日木曜日

キャプテン・アメリカ:ウィンターソルジャーが思いのほかおもろかった件



お盆は米国ニューハンプシャー州に出張していたのですが、飛行機の中で見た『キャプテンアメリカ:ウィンターソルジャー』
が非常に印象に残ったので記しておきたい。

(ちなみにボストン成田直行便にはB787が再び運用されるようになっております。便利になりました。内装的には椅子とかトイレが新しいです(小並))

キャプテンアメリカといえば、キャラデザが控えめに言ってもクソだし(コスが星条旗って・・・)、戦い方が基本的に殴る蹴るなので日本のヒーロー物的けれん味とか皆無であり、アホ映画としても期待値は相当低くならざるを得なかったのですが、いやこれは、まったくもって、ただのアホ映画ではなかった!!!

あまりにも印象的だったので復路でも見てしまった。



最近のアメコミ映画はただのエンタメにとどまらない、むしろ漫画原作だからこそ実現可能なカリカチュアとして成立・機能している作品が多いように思う。

X-MEN First Generation、Dark Knight一連の作品、Watchmen等・・・
人気漫画の映画化というだけで制作費はとれるので、 かなり攻めたプロダクションが可能ということなのかな。


今までキャプテンアメリカの過去作もアベンジャーズも見たこと無いのであまり知らなかったのですが、キャプテンアメリカはもともと、第二次世界大戦中に米国の国威高揚を目的として作られた漫画をもとにしているらしい。
参考→wikipedia

大戦時、ものすごく愛国心が強くて陸軍に入りたくてしゃーなかったけど、モヤシすぎて検査をパスできなかった青年がスーパーソルジャー計画という極秘実験の被検体になって超人血清を注入され、超人的な身体能力を手に入れた姿というのがキャプテンアメリカ(ロジャース大尉)ということのようだ。
ちょっとウルヴァリンぽい設定。こういうの好きなんか?アメリカ人


だから設定的にも、大戦後ずっと冷凍保存されてたってことになっていて、実年齢は95歳である。


本作ではそんなアメリカンパトリオティズムの鬼子とも言えるキャプテン・アメリカが、その愛国心の強さゆえに米国の敵になってしまう・・・という姿が描かれる。

一部ネタバレになってしまうが、下敷きになっているのは明らかにニクソン政権下のウォーターゲート事件だろう。



キャプテンアメリカが所属する諜報機関であるSHIELDの本部がウォーターゲートビルのすぐ脇に立っているというのが示唆的。
また、もっと最近の話で、NSAのエドワード・スノーデン事件も明らかに背景にあると思う。

さらにさらに、これは見てもらえばわかると思うのですが、最も直接的に批判されているのが昨今の米軍の中東におけるドローン運用問題です。劇中では、「ヘリパッド」という架空の新兵器でprecautionaryにテロリストの抹殺をする計画が立ち上がるのですが、これはまさしくドローンそのものだなと。
「これは自由ではなく恐怖をもたらす」と言ってキャプテンアメリカも反旗を翻すわけです。


こういう、主人公(公務員)が奉職する政府の中枢こそが悪の枢軸というネタは24なんかでもありましたけどね。
アメリカ人にとってリアルで深刻な問題なのかもしれませんね。

2014年8月6日水曜日

スパルタ婚活塾(読書

ついに出たワァ。。という感じ。笑

代沢恋愛総研ではこれまで明示的に取り上げてきていなかったが、現代の恋愛理論を語るうえで欠かせない水野敬也氏の著書を、もちろん私は渉猟してきている。

中でも、ウケる技術、美女と野獣の野獣になる方法 は、単なる(男向け)モテテク指南に留まらない、人とうまくコミュニケーションをとり、円滑な人間関係を築くために使える心がけが詰まった素晴らしい教科書だ。

ま、何より読み物としておもろいので未読の方は是非読んでいただきたい。



そんな水野敬也氏がついに女性向けモテテク教科書を上梓された。


うーむ・・・やはり笑える。おもろいなぁ水野さん

見出しや文章がおもろいのは当然として、ページの切れ目でオチをうまく引っ張ったりといったレイアウトの工夫も相変わらず素晴らしいクオリティ。

全編水野節炸裂で、ネタ的な部分もありつつ(いや、かなり比率としては高いか)、珍しく男目線から書かれた女性向け恋愛本ということで、婚活女子にとってはかなり実用的と言えるのではないか。

女性が意中の男に好かれるためのありとあらゆる小手先テクニックを構造化し、まとめあげた著者のインテリジェンスに乾杯だ。


「コミュニケーションはサービスである!」と徹底してとらえ、
    ↓
意中の人のニーズを踏まえたうえで、
    ↓
予定調和を崩していくことにより、
    ↓
相手に楽しんでもらう


以上のことを基本哲学としているのは男向けの水野流恋愛術と同じ。

ツッコミマスターとなれ!
という部分も、ウケる技術と共通している。
自分の役割を理解し、コールアンドレスポンスを意識していくことは会話術全般においてすごく大切だと思う。

また、

「執着分散理論」→「仮氏理論」
「逆に理論」→「ライフ・イズ・ビューティフル理論」

といった、美女と~ で語られていた男向けモテテクの変奏も散見される。


つまり出会いから交際、結婚に至るまでのプロセスに必要とされるコミュニケーションの基本は、男女でそんなに変わらんということだろう。

ただし、男女の決定的な違いとして、女は「待ち」が基本で、男性から声をかけられるのもデートに誘われるのも交際を申し込まれるのも、すべて受身で実施していかなければならないことの難しさは繰り返されている。
自分から行くと、価値を下げることになってしまうからだ。

この本でも一部で自分から能動的に行くストロングスタイルも紹介されているものの、全体的には声をかけられる確率、デートに誘われる確率、交際を申し込まれる確率、プロポーズされる確率をあげるテクニックの紹介が大半だ。

ところで、タイトルにも含まれている「婚活」というワードは、社会学者の山田昌弘氏がAERAで使ったのが最初らしいが(参考:「「婚活」の時代」(山田昌弘・白河桃子、2008))、その後各種マスコミのあおりを受けて、最近ではこのワードが用いられる際、男性を経済的指標に還元して商品化し、「肉食系」「狩猟系」の結婚活動を行う女性たちが常にクローズアップされるようになっているように思う。

マスコミにより変形させられた婚活イメージが人口に膾炙した結果、女性全般に対する恐怖を抱いて、女性に積極的にアプローチできなくなっている男性もいるのではないか。

本書でも、婚活ブームから派生した専業主婦礼賛イデオロギーや、男性総人口の数パーセントに過ぎない玉の輿に乗ることの理想化を否定していないし、むしろそちらを目指せ!貪欲に!妥協せずに!と書かれている。(笑)

しかし、基本的には女性側からハンティングすることに対しては否定的なトーンで、前のめらず、男が追いかけてくるのを待て、というのが大原則である。

これを敷衍すると、やはり女性はアプローチを待っている!ということで、男性にも勇気を与えてくれる本なのではないか。

いやぁ、女子は大変や。(ひとごと)

2014年7月31日木曜日

Life is a heartbreakerだよね。っていう話(読書

7月を締めくくるべくひとつ読書感想文を残しておこう。

どうでもいいが最近通勤中にカープ関係の2chまとめサイトばかり見て時間をつぶせるようになったため、本を読む習慣が無くなり、読書ペースがとても落ちている。

というような中で、久々に読んだのはこの本だった。

『夢、死ね! 若者を殺す「自己実現」という嘘』(中川淳一郎 2014)

こんにちの日本は、マクロに見れば見通しは決して明るくないが、
それでも個人に対して、特に10~20代の若者に対しては、基本的には夢に向かって努力することが是とされる社会であるように思う。

(cf. EXILE)


しかしいっぽう、最近では私が尊敬する小籔千豊氏が、某テレ朝の人気番組で、

(お茶の間の子供たちに対して)
「夢なんか捨てぇ!そんなもん叶えへん!」

と喝破したり、

(↑夢ノートで話題になった本田にも言及w)


あるいはFNS27時間テレビのエンディングにおけるSMAPに対するコメントで明石家さんまが

「夢破れてからが人生。それまでは人生やない」

という意味深発言をしたことも記憶に新しい。





つまり一部の大人たちの間では夢に対する過大な期待に懐疑的な見方も存在するわけである。
本書もタイトルからわかるとおり、こちらの懐疑論に共鳴する内容となっている。

シビアな内容ながら、居酒屋トーク風なので、笑える部分もあり、いっぽう著者の仕事への考え方などからは大人の厳しさを垣間見せられて大変勉強になります。



さて、世の中で夢に向かって努力することが奨励される背景には、努力すれば夢は叶うという類の根強い言説が横たわっている。

これが個人的には気に入らない。

投入した努力の量とアウトカムの間に相関関係が無いことは、よっぽど強運に恵まれない限り誰もが気づくはずだ。
いやいや、どんなに努力家で強運で夢をバンバンかなえているヤツでも、不可避的に周りとはが差がつくから、アホの子でもない限り不平等には気づくだろう。
このことを巧妙に覆い隠し、気づきにくくしているのが日本の受験社会/学歴社会だと思う。

夢の実現にあたって、努力だけでコントロールできる範囲はごくごく限定的だ。
もちろん、それでも努力が尊いことが変わるわけではないが。
(※8/4追記 この点については為末大氏の著書『諦める力』が掘り下げている)

とにかくこの理由により、自身の努力と幸運を見方に付けて成功した者は優しくなければならない。
これが欧米のエリート層には浸透しているnobles obligesのロジックね。


話が逸れた。
ともあれ、小籔の言うとおり夢は基本的には叶わないものだろうし、夢が叶うかどうかは努力だけではなく運が左右する部分が大きい。


また、夢マンセーイデオロギーに踊らされ、地に足が着かないまま中二病をこじらせている人間も、周囲にとっては害悪でしかなかったりする。

これについては、私が社会人1年目に実施したパーティ参与観察に基づく、若年起業家(&起業家志望)たちについての考察も参考にされたい。


著者のmain argumentsである



・夢よりも目標を持て

・夢は時に人生を狂わせる

・夢を諦める期日を



にはすべて激しく同意する。



では夢を見ることが一概に悪いかと言うと、そうでもないと、今は思います。
逆説的だが、夢を見て、それに向けてあらゆる行いと思いを尽くして努力するプロセスは重要だと思う。

How could I have done better? 

と言えるほどやりきってはじめて、夢を諦め、人生を受け入れることができるのではないだろうか。

小籔師匠風に言うと、

「ああ俺、カスやな。」

と悟るタイミングが来るということだろう。

夢を諦めてはじめて、
「俺はこの程度。ではそれを踏まえたうえで、どう生きていくか?」

と、より戦略的に考えられる気がするし、いろいろと戦術を試していくタフさや狡猾さもつく気がする。
もうそこに夢はないわけだから、すべてを受け入れられるのではないかね。とにかく人生をサバイブしていくためのすべてを試す覚悟ができるのではないだろうか。

だから夢もある段階までは大切だし、価値があるわけですね。
EXILEだって別に悪かないわけですよ。

スヌーピーも言っている。



誰しも、不公平な中で、与えられたカードで勝負するしかないのだ。

しかし何がカードとして与えられているかは、トライアル&エラーの中で見出していくしかない。
そのトライアルに至る最初のステップが、夢を見るということなんじゃないか。



なかなか良い本でした。

2014年7月30日水曜日

Dirty Loopsのベース君がくそかっこいいんやでな件について

Miley Cirus、David Choi、Ahmir、Pentatonixなどなど、、、

きょうび、ようつべ発のプロモーションを起爆剤として売れていく音楽グループ(or個人音楽家)は数あれど、中でもDirty Loopsは音楽の中身的にもセールス的にも相当キテいる部類ではないだろうか。



日本での注目度も高い。
wikipediaで既に良い感じにまとめられているので、概要はこちらを参照してください。


ようつべを使ったプロモーションのうまさとか、日本市場との親和性の高さなど各所で語られているわけだけど、まあ何より、彼らの音楽は文句無くかっこいいんですわ。

出音の近さという意味ではジャミロクワイっぽい。(よね?
しかしジャミロの3倍くらいフュージョン色が強くて、しかも有名なポップス曲を強烈にリハーモナイズしてカバーしていおり、楽器を弾く人やジャズ好きな人にも刺さる音楽性だろう。



特にベーシストのヘンリック・リンダー君は、テクニカル系ではアドリアン・フェロー以来出てなかったクラスの名手だという気がするね。

技術的には21世紀ヨーロッパ系というか、ピッキングで右手の親指から薬指まで使う超早弾き対応スタイル。上原ひろみとやっていたトニー・グレイとか、ドミニク・デ・ピアッツァの系譜に位置する人だとは思うんだけど、この最先端テクニックが変態フュージョンじゃなくて、ド直球な4拍子ブラックコンテンポラリーのグルーヴの上で活用されているからカッコいい。

ギターがいないトリオでここまで音圧を出すにはベースのウネウネが不可欠だと思う。
結果的に手数は多いものの、極めて音楽的でウルサくない。
アドリブで男気フィルインをねじ込んでくるタイプではなさそう。どこまでも緻密に計算されている感じがする。

とはいえベースソロタイムでは流暢にビバップランゲージを操っていてかっこ良いですねー




スラップも多用しており、譜割とか音作りが、、、これはモロに、、櫻井テシオ?w

(参考)





6弦だし。6弦かっけーな。欲しくなるわ。
ベース業界における多弦化ブームも落ち着いてきたのか(?)、以前ほど6弦、7弦を楽器屋で見なくなった気がします。

2014年7月18日金曜日

沖縄

そういえば



沖縄に行っていた。

ほぼ、ホテルでのんびりしてただけだけどw

楽しかったな。

働き出してからはじめて行った旅行らしい旅行でした。



苦しいこと悔しいことも多い人生だが、生きてさえいれば良いこともあるかも。

こうして沖縄にもこれたし。

また楽しいことできるように、がんばろう

2014年7月6日日曜日

Pink Shorts Showdown Ⅱ

最近動画制作もすっかりやらなくなっておりますけど、またある日の草バスケハイライト作ったw
自己満自分用モチベーションビデオww



低画質

もはや半年に1回くらいのペースでしかバスケせんけど、どんどんヘタになるので、
ボール買って公園で玉突く練習しようかしら。

2014年6月23日月曜日

山中一毅カルテット@三鷹unamas

先週の木曜日になるが、大学時代のサークルの先輩で、プロ活動中のサックス奏者、山中さんのライブに行ってきた。







三鷹のunamasというお店まで。
山中さんは2年間ニューヨークに留学されていたので、ライブ行くのもちょうど2年ぶり。



アドリブとか演奏技術ももちろんすごいけど、オリジナル曲がめちゃめちゃかっこ良かった。山中ワールドの深化を感じました(小並)。

サポートメンバーも素晴らしかったな。
特にベースの大塚さんは、山中さんがニューヨークに行く前にも一緒にやっているのを見ていたが、相変わらず圧巻だった。
リズムと音色とピッチががっつりかみあって表現力が最大化されている。そしてフレージングがいちいちジャズい。

あれはちょっと上達欲を掻き立てられるw あんな風に歌うように弾けたら楽しいだろうな~ あと何十年したらあのレベルにいけるだろうか。

インタープレイももちろんかみ合いまくり。


多喜さんとかフミオに会えたのも良かった。



山中さんとは学生時代何度か一緒にやらせてもらう機会もあったけど、それがNFのステージだろうが留学生のパーティだろうがギャラ有の依頼演奏だろうが、決して無難にまとめようとはせず(笑)、普通に考えるとちょっと無理かな、難しいかな、と思うような要素を毎回取り入れて、トライしていたのが印象に残っている。


今回のライブも、オーネット風の曲とか、チャレンジングな試みもあったけど、常に新しい要素を取り入れ、音楽を前向きに転がしていくマインドはずっと変わってないというか山中さんの中ではどんどん先鋭化してるんだろうなーと思った。


これから少なくとも1年間はニューヨークで活動されるらしいが、またライブいきたい。
早くCD出してほしい。


2014年6月14日土曜日

ミリオネーゼ向け?恋愛本(読書)

はあちゅうの恋愛本買ってきて読んだ。


連載コラムの集合体なので一気に読めたし、面白かった。
バンバン売れているようで、多くのアラサー女性にとって支持され、共感を呼ぶ内容ではあるのだろう。

私も読んでいて、そうだよなー、と思うところはたくさんあり。
特に、ある意味平凡ですが、本書全体を貫く20代後半の男女の恋愛と結婚に対する意識の違い、という部分には大いに共感した。

男はまだまだ口説きたい。ワクワクしたい。
女子だってきっと口説かれたいはず。と、ここまではsame pageだが、結婚・出産までの逆算はどこまでも堅牢かつ、堅実なワケで。


という感じで、登場するのは女子会トークでよくあるネタばかりなのだけれども、
誰しもが普段考えている平凡なことをクリアに文章化することができるっていうだけですごい才能だなと思います。


ただ、もちろんはあちゅうといえば帰国子女→慶応/カリスマブロガー→電通というこれ以上ないリア充キャリアで、今は売れっ子中の売れっ子ライターであり半分、というかほぼ芸能人なわけですね。
そして本書中に登場する、はあちゅうを取り巻く人たちも、男女問わずメディア、広告、商社、銀行あたりで働いてものすごく稼いでいて、自分に自信があり、結果としておモテになっている。

というわけで、vernacular具合にはいまひとつ問題があるというか、どこにでもいる女子目線で書かれているとはいえないと思うんですよね。
こうした極めて文化/社会/経済資本力の高い人々の恋愛語りを読んでも、やはり極めて限られた人口層の話をきいている感じがしてくるのは否めない。


基本的に女性向けに書かれているのは大前提として。
そして男も読んでおもしろいしためになるな、とは思うが、私のような凡庸な負け組一歩手前の男が読むと少なからず凹むと思う。

はあちゅうは本書中で自分も含めた周りの女性たちのことを直接/間接的に、金と色を兼ね備えた「バリキャリ女子」「Aランク女子」などとラベリングしているが、こうした女性たちは当然男に求めるものもはっきりしていて、ハイレベルなわけで。。。


自分たちが求めているレベルに達していない男を見下してる感じはするのね。
「日本社会にも間違いなく身分階級が存在する」と言い切っていますし。

われわれ競争社会に生きる人間は、何かとランク付けが好きです。

はあちゅうは特に毒舌系なコラムニストではないと思うけど、少なくとも人をランク付けることに躊躇いがないことが、人気の理由のひとつかなとは思いました。





いやもう、正直に申しますと、元カノ思い出してしまうんですよねww
アラサーバリキャリ女子の価値観はここまで似るのかと。
成功者としての自覚と、人を格付けする視座な。


1年前の自分なら、何も考えず楽しくヘラヘラ読めた気がします。
これはle sentimentなのだろうか。

2014年6月12日木曜日

女のいない男たち(読書


村上春樹の新著については、同居人のZがいつも買ってくれるので読める。
サンクスZ




村上春樹の短編集を読むのは初めてだった。
まずまずおもしろい話もあれば、つまらん、読むのやめよかなという話もあった。

全体通して失恋がテーマなんだけど、まずはネタの豊富さには拍手を送りたい。
ただ、どこを切っても金太郎飴的に春樹節だし、それぞれを独立した話として読むのは私には難しかった。

あんま共感できる話はなかったかなー
いろいろな失恋メニューを用意することで、読者にどこかしら共感できたり自身の経験と重ね合わせたりできる部分を提供しようという狙いも少なからずあると思うのだけどもね。

この理由のひとつには、私が喉元過ぎれば熱さ忘るるタイプだというのがあるだろう。
もうひとつは、私自身、恋愛について春樹ないし春樹読者ほどには深く、突き詰めて考えれてないからかもしれん。というか、恋愛について思考するときの語彙が違いすぎるかな。と思った。

これが文学的、ということなのだろうか。


次は現代日本語で書かれた恋愛指南書であるはあちゅうの新著でも読みたいですねー
 
 
 
 
こないだのライブです。☟

2014年6月10日火曜日

骨太カーアクション映画NFS



週末ヒマだったので渋谷シネパレスで映画版『ニード・フォー・スピード』観てきた!ソロで!
封切日なのにガラガラでした。。みんなウシジマ君とか見に行ってるのかな

エレクトロニクス・アーツ社が同タイトルで販売している老舗レーシングゲームシリーズ(初作は1994年発表)の映画化作品である。
このゲームは日本での知名度はリッジとかグランツーリスモに遥かに劣ると思うけど、アメリカでは相当人気のゲームらしーですね。

オイラは99年の『Need for Speed High Stakes』しかやったことないけど(けっこう好きだった)、ゲームの世界観がうまく表現されてるので、シリーズのどれかでもやったことある人は見て楽しいんじゃないやろか。


ストリートレーシングが題材で、概ねアメリカの都市郊外が舞台になっている。景色がきれい。出てくる高級外車かっこいい。レースしてたら警察追っかけてくる。うん、これはNFSですね。


同じ最近のクルマ映画なら『ワイルドスピード(原題Fast & Furious)』より断然こっちのほうが好きだな。
ワイスピはスープラだGT-Rだランエボだとかの日本車にゴテゴテのエアロパーツつけた車が主体だったり、出てくる人たちみんなゼロヨン大好きだったりで良くも悪くもDQN感満載だけど、こっちは高級欧州車中心でヤンキー臭は希薄。金持ち感ある。これもゲームの雰囲気を継承している。

けっこう序盤からケーニグセグ3台同時走行しててビビります。
もちろんただ走らせるだけじゃなくクラッシュ&炎上させちゃうもんね。金のかけかたエゲツね・・・・・・と思いますが、ラストバトルではブガッティヴェイロンとかランボのセストエレメントまで出てくるという。
1台で平均的なリーマンの生涯給くらいする車がどんどん潰れて爆発してますわ。。これがハリウッドですわ。。


高いクルマがたくさん出てくる映画といえば2000年公開ドミニク・セナ&ジェリー・ブラッカイマーの『60セカンズ』も外せませんけど。けど走行シーンのかっこよさでいうと本作のほうが上かと。(もちろん60セカンズも名作ですよ。音楽なんかも含め)

というのもなんとこの時代にあって、撮影は全編No CGらしいのですわ。
タナーファウストなんかの凄腕ラリー/ジムカーナ系ドライバーが技術指導して、古典的なやり方で撮影してるそうな。
だからこそのド迫力映像と音声はそれだけで楽しめる。

クルマに金をつぎ込みすぎたのか、出演してる俳優陣に有名どころはおりません。そのぶんピュアに話とクルマに集中できるともいえます。(主演俳優の顔はミサワ風だが)

いや、話もとても単純なのでクルマに集中できます。
クルマ好きな人にはオヌヌメです。



ひさびさのカーアクションの名作出ちゃったんじゃないでしょうか。
スティーブマックイーンがちょっとだけ出てるのも胸熱でした

2014年6月5日木曜日

ジャニーズ研究の名を借りた大衆文化史教養本(本の感想)


ジャニ研!: ジャニーズ文化論(大谷能生、速水健朗、矢野利裕 2012)



ゴールデンウィークくらいからチンタラ読んでいた。


わがバンドのドラマーN氏(文化系ジャニヲタ)によれば、ジャニーズ研究のバイブルとも言われている本だそうな。

別にジャニーズに思い入れがあるわけじゃないけど、 著者陣に惹かれて読んでみた。
これはなかなかおもろい。

ジャニーズ本体についての情報より、時代ごとにジャニーズを取り巻いていた文化的・社会経済的コンテクストについてのまめ知識が豊富に記載されているので、戦後の国内外の大衆文化史に興味がある人なら誰でも面白く読めるだろう。

特にジャニーズ独特のビジネスモデルとしての「ファミリー制」とグレイトフルデッド(≒ヒッピー)のアナロジーや、ギンギラギン(cfマッチ)なジャニ服とアイドル的楽曲量産体制の確立をディスコ&ゲイカルチャーの進化と絡めて論じた箇所など非常に興味深く読めた。

この人ら本当にいろんなことよう知っとんな。って感じ。
そして芯食ったことをよう考えとる。

そして章の間に挟まれる大友さんの楽曲アナリーゼは、さすがのクオリティです



2014年5月27日火曜日

ジノ新譜

私のお気に入りベースプレイヤー、日野賢二氏のアルバムが発売されたので発売日に買ってきた!




タイトルは”JINO JAM”。六本木AlfieやSweet Basil、目黒Blues Alley、横浜Motion Blueなどでライブ活動を行っている同名のバンドメンバーを率いての制作となっている。

ソロ名義のアルバムとしては前作が2005年発表の”JINO”であり、当時高校生だった私は衝撃を受け一気にファンになったわけだが、あれからもう9年も経つと思うと感慨深い。
特に東京に引っ越してからはJINO JAMのライブにもよく足を運ぶようになり、スタンダードのカバーだけでなくオリジナル曲がたくさんあることも知っていたので、そうした曲たちをレコーディング作品として聴けるようになったのは嬉しい限り。

前作とか前々作は、ベースはもうそれはかっこ良かったのだが、スラップの譜割とかすごくマーカスっぽいけどいやこれはマーカスではない、ヒップホップやネオソウルを通過した世代の要素がある。。というような印象であり、それでもプロデューサはNYでマーカスミラーとよくやっているドラマーのプージーベルだったり、ジーンレイクだったりーので、やはり「似ている」のは否めず、本人もマーカスから遠ざかろう遠ざかろうと意識してるのが見え見え、結果として良くも悪くも作りこまれた感がある曲が多かった。。。いっぽう、今回はいつもライブしているバンドメンバーでいっせーのーででとりました感というのが前面に出てると思う。
もちろん打ち込みもいっぱい使ってるんだけどね。
ベースの音も、コンプレッサーのかかりとかEQいじった感は薄めで全体に荒々しい感じ。これに関しては好き嫌いわかれると思うけど。

ジノさんに対する評価といえば、伝説のトランペッターひのてるのDNA、本場NY仕込のブラック感覚とかベース演奏の超絶技巧についてのコメントが枕詞のようについて回るが、この作品ではもちろんそうした要素も含めて、ライブでもよくカバーしているTOTOやヴァンヘイレンといった80sアメリカンロック由来と思われる漫画的ポップスセンスとか、ちょっとだけバブル期のフュージョンフレーヴァー漂うシンセ使いとかも聴きどころかなと。


あとは、4曲でフィーチャーされてる実父ヒノテルがかっこいい。
M④Alone Alone AloneとM⑨Cantaloupe Islandでのプレイが特にヤバイ。長生きしてほしいね。

2014年5月13日火曜日

雑誌の人格(読書)


能町さんが 装苑(文化出版局のファッション誌) で書いている連載が書籍化された。

女性ファッション誌から文芸誌まで、書店に並ぶいろいろな雑誌のコンテンツを、各雑誌の典型的読者の人格 という観点から切り取って分析している。

このテの本大好きなオイラ目線からしても、うまいことできとるんと違うかと思いました。能町さんの人柄とウィットが滲み出してますね。

オイラの専門分野(←)である赤文字女性誌に関しては、例えばJJなんかは傾向の変化がめまぐるしいので、記事が装苑に載ったとき(2011年)と今ではだいぶ変わっていて逆に面白いなと思ったり。
そうそう、このところJJはずっと女子大生専門だったんですけど、また最近ターゲット層にOLを加えたんですよ。この件についてはまた、すごく気が向いたらエントリにしたいと思っています。

男性誌に関しては、LEONとかOceansとか、やっぱイジりやすい/ネタにしやすいオヤジ雑誌中心です。ということで、是非今後連載でFree&Easyを取り上げて欲しいところ。


「オシャレ雑誌といえば、オシャレなモノやコトだけを選りすぐって掲載するというイメージがありますが、あらゆる森羅万象をオシャレという文脈で再解釈するのが昨今のオシャレの潮流なのです」
という一節は刺さった。

2014年5月8日木曜日

2013-14雪山の記録




GWも過ぎ去り、ほとんどのゲレンデが営業終了した・・・ということで、今シーズンの振り返り。

スノボは4シーズン目なのですが、去年の夏からいよいよ本格的にはまり、屋内施設でワンメイクジャンプの練習に通うようになりました。
ということでスノーシーズンは待ちきれない感じでした

山でもパークに本格的に入るようにもなり、飛び系中心によく遊べました。
ただ、キッカーの形も大きさもさまざまな中で、うまく飛べない場面もあり、1月にしてシーズン終了を覚悟するレベルの怪我をし、ヘルニアにもなりかけました。おかげで、挑戦は大切ですが自分の技量をわきまえてステップアップするのが大切なんだとわかりました。

スノボは風を切る爽快感やエアのふわっと感などもですが、なんといっても板を踏み込んだときにグワっと加速したり曲がったりするのが気持ち良いです。
未体験の人にも是非体験してもらいたいスポーツですは。。


以下、今シーズンの滑走記録。首都圏から近くて楽しいゲレンデ探している人など参考になるかもしれません。



12/18(水)雪 たんばらスキーパーク
シーズンインした。たんばらは初心者多めで、ヘタレなワイでもイキれるすばらしいゲレンデw
全体に斜度は緩いが地形的に遊べるところもちょいちょいあり。
パークも、気軽に入れる凡人向けアイテム中心で楽しい。

12/21(土)晴 たんばらスキーパーク
パークの配置がやや変更され、1本のリフトで入れるキッカーが増えた。
クリスマスが近く、サンタコスで滑走している様子をGoProで撮影している激うまジブ&グラトリ軍団がいた。
キッカーでも720くらいまで回したり、縦回転系もやっていて、うまい。プロかな?・・・しかしプロがなぜこのようなヌルいゲレンデにw

12/30(月)晴・雪 芸北国際

ジモト。雪はたっぷりで、人もまーまー多い。
まだパークがオープンしてない。。。のでリフトの支柱脇の溝で飛んだりするなど。
ロッカーボードに乗って、フラットで回してるグラトリ軍団はうまいけど広島弁うるさいしウェアだぼだぼだしいかにも中国地方ローカルみたいな。

1/18(土)晴 ノルン水上
こさきと撮影。雪質は固めだったけど、それだけに切りやすいバーン。パークにはクオーターパイプがあって楽しかった。
テンションがあがっていた。といえば言い訳になるが、いきなり形もスピードも確認せずに10Mクラスのキッカーに突っ込み・・・やっちまった。思いっきりまくられ、ケツ着地して脊椎負傷。デカ台のわりにランディングの斜度が緩い気がするYO・・・いや、私が下手なだけなのですがw この日はアドレナリンで乗り切ったが、しばらく日常生活に支障が出てしまうクラスの怪我でした。

2/5(水)曇 ふじてんスノーリゾート
背中の痛みがひいてきたので復帰戦。今日は様子見かな、と思いつつも、午後からはちょっとだけパーク入る。ここのパークはアイテムのレイアウトが良くて本当に楽しい!でもデカキッカーはまだ怖いw
アイテムの点数が多いのに、よく整備されている印象だった。ジブは結構高さがあるのに、下手なオイラでも入りやすいやつが多くてこすって降りてくると気持ち良い。ランディングに角度がついていて体に優しい
ディガーの人もがんがん滑っていてうまかった。

2/11(火)快晴 富士見パノラマリゾート
今シーズン最高のピーカンで、こさきと撮影。ゴンドラ1本で3000メートル一気に流せるのは素晴らしい。
山頂付近の3連キッカーが楽しかったんだけど、パーク境界にロープが張ってなくて、イキった初心者がキッカーの間でスネークしてきたりしてまじスネェェェエエエェェェエエエエク!!!

2/25(火)雪 水上宝台樹スキー場
コース整備する気が無いのか(笑)、全体に圧雪されていないバーンが多いですね。深雪好きな人には楽しいゲレンデだろう。オイラはまだパウダーをあまりうまく滑れないのですけどw 天然クオーターパイプみたいな地形もたくさんあってあそべる。
パークはイカツめのアイテム多め、かつうまい人が多かった。平日なのにパーク混んでたな。リフトから見ていると、早抜けオーリーでノーズをテーブルトップにぶっ刺してフロントフリップしているねーちゃんがいてビビる。間違いなく今シーズンゲレンデで目撃したトリックの中で最も高難度かつ危険な技だった。ただの事故かもしれないが。
午後から雪が酷くなり、徹底的にガスりまくる。視界3メートルくらい。キッカーのリップが見えないw こんなときこそコソ練のチャンスとばかりに無理してスピードを出し、コース脇の天然ジャンプ台みたいな地形でぶっとび、着地で踏ん張りきれず左膝にダメージを負う。相変わらずの下手っぷりw

3/19(水)曇り ふじてんスノーリゾート
宝台樹で負傷した膝が痛かったのと仕事が忙しかったのとで、少し間が空いてしまった。あっちゅうまに春スキーシーズンの始まりが目の前に。
朝はピーカンだったので調子に乗ってパーカー(ヒートテックと2枚だけw)で滑走開始するも途中でめちゃめちゃ霧がでてきて寒い。
寒かった意外は、しゃばしゃば雪だけれども板はよく走り、キッカーもまずまず飛びやすくて調子良かった。しかし雪がやわらかいだけにランディングはすぐ壊れてたなー 
特に午後は一部のジブの着地点が削れて穴があいていてこけまくったw 春のパークは気をつけましょう・・・

3/25(火)晴れ ノルン水上 
ここは南斜面なので気温が高いと雪はどうしてもユルユルになりますねー。
しかしメインリフト一本だけで、中斜面での高速カービング→緩斜面でプレスとかスイッチの練習→パーク と全部を流せるのはすばらしい。
パークアイテムはまだまだあり、2連キッカーから、グッと右に切ってスピードつけてからのフロントサイドのクオーターがおもしろい。
しかし1月に背骨を負傷したデカ台にはやはりまだ怖くて入れない。すごく・・・大きいです・・・

4/12(土)晴れ ハンターマウンテン那須塩原
年度末案件と年度跨いで持ち越した仕事に追われ週末ボーダーとしても中途半端にしかなれないが可能な限り山には行くぞ!
ピーカンで気温はまあまあ高いのだがとにかく風が強い日だった。あられのような雪質で、先行する人が巻き上げる雪煙が顔に当たると痛い。
上のほうの急斜面はめちゃめちゃバンピーなうえ雪が重くてボーダーには辛いコンディション。ふと周りを見ればコブ斜面好きなスキー上級者たちがシャーシャーと滑走しているのが大半を占めるなか、孤独に、そして執拗に攻めまくるがやっぱコブはムズい。悔しいが技術不足。
昼からはさらに気温があがっていよいよ板が走らなくなり、正直つまらん。笑
ボックス、レール類含めパークはなくなっていた。キッカーの残骸の上から飛び降りたり、申し訳程度に残っているウェーブの側面をポコジャンのように使って飛んだりが精一杯でした。

4/29(火・祝)曇 たんばらスキーパーク
シーズン終わりはホームゲレンデ()に戻ってきた。
標高が高いゲレンデだけに、この時期までキッカーがあるのは素晴らしいことだ。パークの配置はシーズン初期からだいぶ変わっていて、中腹に3連のキッカーがある。最初のパークのスタート地点に行くまでに少しバックカントリーみたいなところを走らないといけなくなっているのも冒険心をくすぐるw
昼頃、ウォータースプラッシュチャレンジといって、水上を滑走して6メートルくらいのプールをスノーボードで渡れるかどうか、という催しをやっていたので参加してみた。実際は直滑降でスピードつけて、水に突入する瞬間にノーズをあげておけば簡単に渡れるのだけど、やってみると結構新鮮な感覚だった。無事チャレンジ成功し、パスケースをゲットw おひとり様だけど、ギャラリーも盛り上がって爽快ww 

5/5(月・祝)曇 たんばらスキーパーク
今シーズンもオーラスだ。どピーカンの写真をFBにあげたる予定だったけどゲレンデのボトムらへんまでガス、ガス&ガスでとにかく視界なくてやばいw
途中からキッカーとかボックスがどこにあるかわからないレベルになってしまった。。。それでも斜面状態そのものは比較的よくてさすがたんばらといわざるをえない。
春雪の滑り方が少しわかったかもしれないなー・・・とか思い始めたところでシーズン終了。




楽しい季節が終わってしまったと思うとさびしいですが、
これから来シーズンに向けてもっといろんなパークや地形で自由に遊べるように、筋力と技術の向上に励んでいきたいと思います←真面目
まじで おひとり が多かったので来シーズンは人と滑る楽しさも味わいたい。
あとやっぱフッテージ()残したいんよな。思い出づくり。
セッション&撮影してくれる人募集。スキーもOK



スノーボードクロス五輪代表藤森のパークライド映像があがっていた。


やっぱこの人にはスロープスタイル出て欲しいw
ジェイミーアンダーソンよりスタイル出てると思う。


広野さんのスイッチバックサイド180ミュートも激渋やなw

2014年5月1日木曜日

山内マリコさん最新作(読書)

読書の記録




山内マリコさんの最新作である。
前作に引き続き地方に生きる若者の問題が題材になっている。
私は小説はほとんど読まないのだが、こういう現代的テーマを持つ作品には関心がある。


本作では、名古屋郊外に位置する寂しい町が舞台となる。
名古屋の国立大に進学したものの中退し出戻った男、元引きこもり、引退したキャバ嬢という3人組が、バンクシーの映画”Exit through the Giftshop”に影響されてグラフィティペインティングを始め、それがネットを媒介として注目され、一時的に盛り上がりを見せるものの・・・というようなおハナシ。



いやはや・・・・・・ピュアな心を持つ私にはグッサリくる作品でした。
この閉塞感と救いの無さはツライ。でもきっとこれが現実なんだろう。

とはいえ、読み物として重い感じはない。広い読者層にリーチしたいのだろうか。読みやすさを重視した文体で、半日もあれば読了できると思う。


登場人物たちは地方の実家で暮らし、夢も無く金も無く、若さとエネルギーをただただ持て余し、そうした状況を疑問に思いつつも打ち破る方法もなくじわりじわりとクサっていくことを余儀なくされる。
彼らが暮らすのはもちろん、田畑しかなくて仕事が無いというような場所ではない。
国道沿いにはマクドもTSUTAYAもジャスコもあって、生活に困るわけではない。
ただ、文化的な洗練という点では都会(≒東京)からは程遠い。

ベタに北関東とかじゃなく(cf.サイタマノラッパー)、名古屋の郊外っていうのがまた容赦ないところ。

(※名古屋はこの本とかで村上春樹がバカにしているように、東京の人間にとってみれば「異世界」と認識されているらしい。私も訪れたことがないのだが。)


郊外問題については速水健朗さんや三浦展さんが00年代から論じていたけど、そこで俎上にあがっていたのは、どこにも行かない代わりに「ツレ」的な身内のネットワークを重視して独自の閉鎖的コミュニティを形成している、というような若者のあり方だった。博報堂の原田さんが火をつけたヤンキー文化評論ブームのターゲットもこんな感じだと理解している。

しかし本書の登場人物たちは違う。
彼らに友達やナカマと呼べる存在は多くない。同級生たちのいくばくかは就職や進学などで都会(この場合は名古屋)に出て行ってしまっている。ジモトに残っている同級生たちは、「イナカに残っている→サエない」という点で互いを同属嫌悪的に軽蔑の対象としており、積極的なコミュニケーションがとられることはない。
かろうじて残されている可能性として、サブカル的な要素(この場合グラフィティ)を媒介とすれば小規模にであっても親密圏が構成されうる、ということを言いたいのかな、と読んでいる途中で思ったが、やはりその脆さも同時に描かれていて。。ツライ泣

本当にナントナクなんだけど、吉田大八監督がメガホンをとったら良い映画化できそうだ。。『腑抜けども~』にも近い世界観だし。


この日本には、既往の郊外カルチャー論には包摂されない、とても孤独な若者たちがいるんだろう。
どこにも行けないし、何者にもなれないなかで、「若さ」という可能性は日々目減りしていく、という絶望的状況に直面したとき、人は果たして何を頼るのか。。。

特に女性の場合、絶望的日常からくる鬱屈や不安を、男を頼って解決しようとしても、そんな包容力がある男はおらず、ただ遊ばれて終わるということの繰り返しになるケースが多いよね、というメッセージをこの作品は伝えている。
ミサンドリーの要素が多分にあると思った。


なんだかテンション下がっちゃいましたが笑、多くの人が終わり無き日常を生きることを余儀なくされているポストモダン状況も、とうぜんながら一枚岩じゃないのかもしれませんな。



もうひとつ。
この作品は”Exit through the giftshop”もだし、LINE、ツイッター、Facebookといった近年のハヤリモノがたくさん出てくるシェアワールド型リアリズムを使って書かれている。という意味でも今こそ読むべき作品。
ただ、将来は資料的価値が出そうです。




作中で重要なモチーフとなっているKaty Perryの”Teenage Dream”は、私も好きな歌なのだが、ともすれば、10代に戻りたい~いつまでも10代のままでいることにしたい~という大人になりたくない20代の現実逃避ソングともとれるわけか。なんかかなしなーww
 

2014年4月24日木曜日

生存確認&読書の記録

誰も読んじゃいない僻地ブログではあるけれど、最近は著者の家がインターネットに接続していない関係でいっちょまえに更新が滞っていました。

4月は工事繁忙期であることは予想できたのに、諸々の手続きをサボっていたため、3週間あまりのネット空白期間を作ってしまいました-_- 同居人たちにも迷惑をかけたと反省している。
とにかくやっとインターネト開通した&CATVと念願の衛星放送も見れるようになった。
NBAのプレーオフがはじまったところなのでちょうど良い!そしてdlifeではホームランドのシーズン2とかグレイスランドとかおもろいドラマやっとるんよなー
ベタに寝不足になりそう。


空白期間に起こった主な出来事は以下のとおり。

・科研費の申請が通ったった→このエントリで書いていた件
・論文(English)を投稿したった→刊行が待ち切れねーわ
・弟が編集しているミニコミ誌に原稿を提供した。こっちもそれなりにリキ入れて書いた。たぶんだけど媒体全体のユルいノリを破壊する生堅い感じになったのではないか。良い経験になった。
・自分企画で22人くらい集めてBBQコンパやった。お台場で。今は再び、人見知りを克服したという自信がついているw しかし調子に乗っていたら、ヘラヘラしすぎ羽を伸ばしすぎだと、その場にいた同居人の彼女に説教されてしまいなんか嗚呼
・最近、週末の趣味といえばSNOWBOARD(スノゥボォァード)な感じでスノボ君になってたけど、ホソボソとやっていたしがないアマチュア音楽活動を再開した。→5月18日に池袋のルミネで演奏することに。今回シンガーの都合がつかなかったのでインストで。
・半年以上ぶりにJINO JAMのライブに行った。マサさんとdsの坂東君とトリオでBright Size Lifeやったり、客席にいたフライドプライドのshihoが飛び入りしてSmileをセッションしたりしてたのもよかったが、なによりGap BandのYearning for Your Loveのカバーきけたのがよかったわァァーーこれわ自分の結婚式で演奏したい曲No.1!w





また以下、空白期間中の読書の記録です。



下北沢ドラマで100円だった本で、千原ジュニアが芸人として大成しバイクで事故るまでの期間について記した自叙伝。
下積み時代のジュニアさんを取り巻いていた「すべらない人たち」って感じでおもろい。さっくり読めます。




下北沢ドラマで100円だった本その2。リリーさんは雰囲気があってずっと大好きなタレントなのだが、名著と巷で言われているこの本は読んだことなかったです。リリーさんの人生とにかくむちゃくちゃやなーwって感じ。若いうちはあれくらい無茶したほうが年とってからリリーさんみたいなバイブス出せるようになるんだろうか。もちろん生まれ持ったセンスとか、オカンに愛情を注がれることで育まれた人間としての懐の深さとかあるんだろうけど、この破天荒さ加減でも最終的に人生どうにかなってるからすごい。。ていうか運の良さがすごい(これはリリーさんもこの本で認めてる)。やっぱすべて、とはいわないまでも多くの部分が運だよねー人生は。千原ジュニアの本でも思ったけど。大物って”引き”的なものが神がかっていると思う。で、自分の大成が引きの強さに大きく依存してることを理解してるから謙虚だし身内にも優しいんよね。この辺の意識が学歴エリートにまで浸透してるのがアメリカ社会なんじゃないだろうか?話が大きくなったけどさ。
とにかくベストセラーなので話のネタ、というか一般教養として読んでよかったと思うし、愛や家族についてのリリーさんの考え方には共感する部分も大きかった。



ずっと積読だった。
ガールズカルチャーについてもたまに触れている当ブログとしては独立してエントリ立てて感想を書くべき類の本かもしれないけど、あんまおもんなかったからまあここでえーやw
内容は雑誌とかでもよくある女子のライフスタイル(特に働いている若い女性を×office lady(画一的呼称)→○Odessey Lady(多様性の承認)と名づけ、21世紀頃から発生しつつある、彼女らにとっての多元的ユートピアについて記述)をいくつかのタイプへの類型化し、それぞれのグループの消費傾向の分析をやるという典型的ラベリング本である。ちょっと古いというのもあるし、あまり新しい視点が提供されてないとも思ったが、資料的価値はあると思う。
広告会社が作ったマーケ本のクオリティとしては少なくとも、『パギャル消費』よりは良かったかな、とは思う。



ごつい本だったー
世界各地の政治史レビューを通じて、いま国とか政体として認識されているもののルーツを探りましょうという壮大な企画である。
米国の政治学者として、国家というものをウェストファリア条約以降の国民国家モデルでしかとらえていなかったという再帰的な反省もあるのだろうが、中国とかインドに目を向けているのは面白い。
しかししかし、歴史の終わり論がさんざんディスられまくった福山さんだけに、オイラなどはついつい穿って読んでしまう(笑)。どんなページの内容も西欧中心史観的に見えてしまうのが悲しいところ。結局、アジア・アフリカ的なところに目配りしているようでいて、それも西欧近代の国民国家からの差分でしか語っていないというかね。
まあ福山さんも、21世紀になって10年以上経って、文明とか国家とか、世界中の政治のすべてを西欧由来のそういった概念や尺度で測って、違う文化圏との思想的な対立を「衝突」(・・・は、ハンティントンのほうか。)として語ってしまうのがそもそも間違ってましたー。。。。と認めているのはわかる。そもそも歴史的な成り立ちが違うんだから、いま同じ「国」というカテゴリで解釈できる政体そのものが限定的だというね。この謙虚な知的態度には敬意を表さねばなるまい(誰


弟者(コイソ)がいろんなミニコミ誌やブログなどに書いていた文章をまとめた自費出版本。日常の記録が中心なのだが、一部はすべらない話のようになっていて笑える。
弟とは東京に来てしばらく一緒に住んでいたのでその時期の話が出てくると当時を思い出したりしてなんか嗚呼




2014年3月31日月曜日

心の穴理論の入口として(読書

『淑女のはらわた 二村ヒトシ恋愛対談集』(洋泉社 2014)

DLIでも何度かレビューした二村さんの新著。
今回は対談集ということで、7名の女性との恋愛とセックスに関する対話が収められている。

川村エミコや小明といった、いかにも恋愛に関してコンプレックスがある非モテ/こじらせ系列の人もいれば(失礼か?)、はあちゅうや荒牧佳代といったリア充/恋愛強者寄りの対談相手もバランスよく入っていて、幅広い話題に触れている。

男女関係や性生活に関するライトな読み物として十分面白いし、男向け・女向けのモテテクも随所にちりばめられているので一読の価値はあるだろう。
基本的には二村監督持ち前の「心の穴」理論を駆使して、対談相手の女性の過去や現在の経験を深堀りし、心の穴の形を理解していこうという構成だが、やはり対話モノなのでなかなかうまく行かず、少し煮え切らない部分もあるのは確かです。

心の穴理論はこの本では小出しになっていて体系的に説明されてはいないので、初見の人が十分内容を理解するためには『恋とセックスで幸せになる秘密』を読む必要がある。DLIによるレビューはこちら

二村監督の、性に対するリベラルな考え方には賛同できる人もできない人もいるだろう。私は個人的には彼独特のヤリチン理論はプラトン的で好きだが。
しかしフィロゾフィーは一貫して、自己肯定(ナルシシズムではない)が大切だということなのであり、幸福論として多くの点で参考になるでしょう。



2014年3月25日火曜日

米国における"social"の思想的背景(本の感想)

最近更新ペースが落ちてますがハァ~~~時経つのは早く、もはや年度末です。

シェアハウス引越し計画はなくなりましたが、メンバーを減らして再スタートです。新メンバーは常に募集中。。

大きな変化はなくても流されがちな日々だけに、やっぱり、新年度は生活を変えていきたいですね。
大掃除したい&軽くリノベしたい

が、その前に読書w




宇野重規『民主主義のつくりかた』(筑摩書房 2013)





著者より頂いた本(←自慢w
今年になってから本を頂くことが多いのですが・・・なかなか読めていない現実。汗

著者は東大の社会科学研究所の先生で、政治思想史がご専門。
同研究所における『希望学』プロジェクトはまさに時代が必要とする社会科学の挑戦だと思う。

本書はとても平易な言葉で書かれていてわかりやすいが、社会の問題を社会の成員が共同して解決するには?という民主主義の原点を問い返す読み応えのある内容だった。

現在、日本でもそうだが、民主主義政治はやたらとものごとを決めるのに時間がかかったり、コロコロ変わる民意に左右されたりと、デメリットが目に付き不信が唱えられるようになっている。
著者は民主主義が陥ったこの隘路の原因を、西欧近代政治思想が抱え込んだ「依存への恐怖」に見出す。

ホッブズにせよロックにせよモンテスキューにせよルソーにせよ、西欧近代の啓蒙思想家はおしなべて個人の平等と自由の実現に必要な国家による保護を訴えていた。
いっぽうで彼らの政治思想はすべて、合理的で自立(自律)した個人を前提としていた。
彼らの言い分によれば、世界の認識(ようは情報収集)や意思決定(思考)などを他者に依存すれば、カルテルやセクトが生まれ、悪を生み出す源になってしまうからだ。この後景にはもちろんヨーロッパが経験した無数の宗教対立がある。
こうして、人間が生きていくうえで欠かすことのできない、連帯や相互扶助の問題は、公共空間から「私」の領域へと追いやられた。

これはもちろんドイツ観念論以来の個人の主観に基づく世界認識を基本とする哲学に連なる発想である。
突き詰めていくと、「無知のベール」(公正な政治的判断を下すためには他者についての情報を知ってはならない)というような非現実的なルールを課すロールズ流のリベラリズムになってしまう。
しかしリベラリズムは20世紀において失敗した。リベラリズムに基づいて設計された大きな政府は官僚制度の肥大化や無数の小規模な利害集団の看過といった問題を引き起こし、70年代以降には衰退する。

また、個人の主観とロゴスへの信頼は、唯物史観に基づくマルクス主義というもうひとつの果実を生んだ。
あらゆる経済社会制度を科学的で合理的に設計できると考えたマルクス流の社会主義もまた、20世紀において失敗した西欧近代啓蒙思想の知的子孫である。

この意味で、19世紀にフランスの貴族出身の政治哲学者アレクシ・ド・トクヴィルが、米国で発見した独特なデモクラシーの発見は時代を先取りするものだった。
トクヴィルは、中央政府が持つ力が弱い米国における地方自治の形式の特徴を「アソシエーション」の形成に見出した。

トクヴィルは、上述したような西欧近代の政治哲学に基づく民主主義社会が危険なのは、個人主義と平等が徹底された結果、どうしても多数意見に従わざるを得ない民主的専制の可能性に常にさらされているからだと考えた。
この点、米国のタウンシップでは、利害集団がそれぞれ意図的にアソシエーションを作ることで個人が孤立するのを回避し、町のひとが自分自身で自分たちのことを決めていた。

このような民主主義の土壌は、20世紀になりプラグマティズムという米国哲学の潮流を生み出す。
プラグマティズムは実践主義などと訳されると誤解を生みやすいが、ウィリアム・ジェイムズ、チャールズ・サンダース・パース、ジョン・デューイなどが確立した、徹底して人間の「経験」に基づいて思考しようという知的態度である。
赤ん坊が言語や自意識の獲得に先立って世界を認識し秩序だてていくことにかんがみれば、経験は主観に先だち、人間の経験の総体こそが世界を構成しているということになる。
そしてこの「経験」は、他者や自分以外のものとのインタラクションにより成立する、本来的に社会的な様態を持つ。

こうした世界観を突き詰めると、人間の知は本質的にローカルで(=個人の経験は限定的なので、個人が知りうることには限界がある)、常に誤りうるということになる。
そのため、複数の人間と連帯(アソシエイト)し、エラーの可能性を減らしていくことが戦略的に重要になるのだ。

問題解決のためには、まずは個人では判断を誤りうる可能性を認め、利害を共にする他者と連帯すること。そして実践と経験により、方向修正をしながら少しずつ解決に向かっていくこと。
プラグマティズムの政治哲学は、民主主義に対するこうした希望的な含意を持つ。そしてこれは西欧哲学の伝統が陥った隘路から脱するひとつのチャンネルであろうと筆者は述べる。

最初から合意形成を作ることをがむしゃらに目指すのではなく、偶然に支配された社会のカオスの中から秩序が生成していくプロセスを明らかにすることが重視される。この「偶然から生成される秩序」は、「習慣」と呼ばれ、世の中を変えていく大きな力として、プラグマティズムでは価値が置かれる。


興味深いのが、こうした米国の知的土壌はウェブ登場以降のソーシャルビジネスの興隆の思想的背景となっていると指摘している点である。

今日では、共通の関心を持った個人が、SNSやブログを介して、地理的な隔たりを瞬間的に越えて小集団を作り、価値を創出していっている。
まさにアソシエーションの形成であろうし、これを可能にするプラットフォームであるGoogleやFacebook、Amazon等等・・を作ったのはアメリカ人だ。
というわけで、近年のバズワードの筆頭である「ソーシャル」の源流にはプラグマティズムの思想があるのかもしれない。

筆者はもちろん「ソーシャル」は日本でも形を変えて受容されており、震災後の復興への取り組みなどに現れていると述べる。

私が思ったのは、この「形を変えて」という部分がある意味危ういのではないかというところだ。

ひとつには、この「ソーシャル」が単に導入されただけで、日本で米国のような圧倒的イノベーションが起きるかどうか、という疑問だ。

90年代以降の日本では、公共政策全体の新自由主義化(中央・地方政府による行政を、企業経営的行政に転換することで、政府行政組織の効率化を計る方向性への転換)により、供給重視の経済政策・労働市場の柔軟化と不完全雇用・社会保障の縮小と市場化を目指す、シュムペーター型競争国家が、政府、企業、サードセクターの協力によって目指されるようになる。
すなわちそれまで「大きな政府」的政策からの逃走の回路であり「傍流」であったはずの「市場への参加と徹底した市場原理の活用による自己実現」が、いわば社会の「主流」になってしまい、カウンター言説としての機能を弱めた。

そこで、現代にあっては「市場取引関係」を用いて「市場がもたらす利益・価値」の実現を目指すのではなく、それとは別の「社会関係」を用いて新しい「社会的価値」の実現を求める実践こそが、マスの学歴社会や大企業型のハイアラーキーを相対化することに繋がると信じられている。

事実、今日、例えば社会的責任(CSR)経営、BOPビジネス、社会的起業などの実践と、それに関わる非営利市民団体の実践を合わせて、優れた「ソーシャル・イノベーション」、社会革新・変革だとする理解が強まっている。

したがって起業家たちが最終的に創出を目指すのはもはや自由競争市場における価値ではない。
彼らの多くはむしろ、市場とは区別された「社会関係」の中における価値を求めているといえる。


もうひとつは、日本におけるSNSの受容が、むしろトクヴィルが警告したような多数的専制に繋がっていくのではないかという懸念である。

鈴木謙介が『ウェブ社会のゆくえ』(NHKブックス 2013)で指摘しているように、一見日本語圏におけるウェブ上のコミュニケーションはいいね!やスタンプの送信などで言語機能を代替する方向に向かっており、言語に基づいた近代的合理性から次のステージへ移行しつつある。

いっぽうでこの移行が進んでいる結果、震災後の飛語・流言や首相官邸前デモ、最近では小保方事件にも現れていると思うが、、、タイムラインに流れてくるハイパーリンクだけをリンク先も見ずに共有する類の行為が簡単に繰り返される結果、世論が一部の意識高い系()の言動に導かれ、きわめて衆愚政治化しやすくなっているのではないか・・・という疑問が浮かぶ。

日本におけるソーシャルと米国におけるソーシャルの違いを把握し、この違いをどう制度設計に活用していくか、引き続き議論を深めていくことが必要だろう。



トクヴィルとかプラグマティズムの説明は入門編的には本当にわかりやすくて胸にすっと入ってきてさすがでした。

2014年3月13日木曜日

Extremely Loud & Incredibly Close (読書

「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」というタイトルの、9.11同時多発テロをテーマにした映画が2011年に出ているのでそちらを知っている人も多いだろうが、その原作である。ちなみに私は映画は見ていない。英語ペイパーバッカーの高木さんから借りた。高木さんにはPerks of Being a Wallflowerを貸した。

まずもって、ユダヤな感性のひねくれユーモアが好きな人には圧倒的におススメできる。ウディ・アレン的センスといいますか。
9歳にして既に重度の厨二病患者(あと、たぶんアスペ?)であり、語りの主体である主人公オスカーの、極めてロジカルだが少しズレた、世の中に対するまなざしが終始笑える。
読み物としての面白さには、冒頭から一気に引き込まれる。

物語は9.11で父親を亡くしたニューヨーク在住の少年オスカーが、父の遺品の中から見つけた鍵について知っている人物を探す冒険を中心に展開する。
彼はニューヨークの5 boroughsを股にかけ、行く先々で個性的な人々と出会っていく。
このプロセス自体が極めてグリム童話的であり、ネバーエンディングストーリ―的であり、指輪物語的でもあり、幼き日の読書体験を思い出させる大人向けファンタジーとも言えるだろう。



作中にはオスカーの祖父母(亡くなったオスカーの父親の両親)が息子にあてた書簡も差し挟まれ、ふたりが第二次世界大戦中、ドレスデンで経験した空爆の悲劇が描かれる。当然この回想は9.11と重ねられており、物語は重層的に進行する。

(9.11の同時多発テロは民間人への無差別な暴力として批判されたが、第2次大戦中の原爆も空襲も、ある意味テロリズムというか、非戦闘員の虐殺なんだよな。。。ていうメッセージには共感した。)

人生はあまりにも辛く、孤独で、悲しみに満ちている。
それでも生きる意味とは、、、

要約するとこういう重い問いが全体を覆っているけれども同時に、繰り返しになるが、これは皮肉が利いたエンターテイニングな作品でもある。
ただ、私は笑いながらもさまざまな感情を掻き立てられた。この感情のもつれ合いはとても複雑で、私の文章力を超え出ている。

オスカーはじめメインの登場人物は特殊な境遇におかれ、特殊な体験をする。また、オスカーが冒険の中で出会っていく人たちも変わっていて、なかなか私たち一般ピープルが日常生活で出会うような類の人ではない。

それでも読み手は、オスカーたちに共感し、深く情動を揺さぶられるだろう。
きわめて優れた文学作品だなーと思う。


映画にしてもそうだが、状況やストーリーが特殊でありつつも、共感を呼ぶ普遍性を備えていることが、優れた作品の条件なのではないか、と最近考えている。
(そうです。『そして父になる』のことなんです。)

映画版も見てみたいですワ。
 
 

2014年2月26日水曜日

シカゴを訪れたらフィールド博物館に行ってスーに会いましょう。

そういえばシカゴに出張してた。

業務の合間にはUnited Centerに行って隣の席のおばちゃんに「If you kick my beer, I'm gonna kill you!」と脅されながらブルズ対ネッツの試合を観戦したり、ハーフタイムにマスコットがスタンドに投げ入れたTシャツをキャッチして件のビールおばちゃんの夫に「You got it!(*thumb up*)」とニッコリされたり、バレンタインデーの夜にアメリカのリア充のデートを観察しつつ本場シカゴピザに挑んで大敗したり、Andy'sという老舗クラブでローカルミュージシャンが演奏するジャズを聴きながら少し飲みすぎたりしていたのだが、今回はおすすめスポットとして最終日の朝に行ったフィールド博物館(The Field Museum of Natural History)を紹介したい。




フィールド博物館はシカゴの市街地の中心からさほど遠くないミシガン湖沿いにあり、バスや電車で行ける。
近くにはシカゴ自然史博物館もあり、周辺一帯はMuseum Campusと名指されているようだ。
1893年のシカゴ万博での展示物を活用する目的で設立され、現在は進化生物学、考古学、人類学関係をメインとした24000点以上の標本コレクションとおよそ275000冊の蔵書を有する大きな博物館だ。

と、ここまでWikipedia情報だけど、なんといってもフィールド博物館の目玉は恐竜ティラノサウルス・レックスの骨格標本”Sue”である。

標本番号FMNH PR2081通称Sue(スー)は、古生物学ファンの間では一番有名な恐竜の化石標本だと思われる。

1990年、米国サウスダコタ州、白亜紀後期約6700万年前の地層から古生物学者のスーザン・ヘンドリクソン女史と仲間たちによって発見されたこの標本は、これまでに見つかったTレックスの化石の中で最大、かつ最も完全に近い骨格を残していた。
もちろんこの標本につけられたSueという愛称は、ヘンドリクソン女史のファーストネームにちなんでいる。

(発掘途中のスーの頭骨の隣でドヤ顔を決めるスー女史)


最大級の獣脚類であり、知名度、人気ともに極めて高い恐竜であるにも関わらず、発見されている化石の点数の少なさから90年代までは研究があまり進んでいなかったTレックスだが、このSueの発見は、その後相次いだ新しい骨格の発掘とも相まって、この恐竜の研究を大きく進展させるきっかけになった。

特に、Sueの頭骨の内部をNASAが所有する大型MRIでスキャンすることにより、Tレックスの頭蓋の運動性や脳、嗅覚や視覚に関する研究が大きく進んだほか、骨折や痛風の治癒の痕跡、寄生虫の痕跡など、全身にわたってこの生物種の生態を明らかにするエビデンスが多く残されていた。

しかしこうした古生物学に対する学術的な価値に加え、Sueを有名にしたのは、この標本がたどったドラマチックな運命である。

Sueが発掘されたシャイエンヌ川の流域はアメリカ先住民の居留地であったため、1992年からその所有権を巡って訴訟が発生したのだ。
化石は一時的にFBIに押収された。
恐竜の骨の化石は、つまるところ「石」であるため、所有権は発掘された土地の持ち主のもの(不動産)となる。

Sueの発見者ヘンドリクソン女史のボスだったブラックヒルズ研究所所長のヘンリー・ラーソン博士は、研究所が発掘権を買うために5000ドル支払っていたことなどを根拠に抵抗を試みたが、最終的に95年には、先住民側の所有権を認める判決が下った。
(ラーソン師は一時的に収監までされた)

しかしこのような素晴らしい化石標本を個人の所有物として眠らせておくのは勿体ない。ということで動いたのが、ヘンドリクソン女史の故郷シカゴのフィールド博物館だったのである。
ディズニーやマクドナルドといったグローバル企業、そしてたくさんの恐竜ファンからの寄付を募り、オークションの末Sueを約10億円で競り落としたのが1997年。これは恐竜化石につけられた値段としては史上最高額である。2005年から展示がスタートし、人々をひきつける美しい標本として博物館の顔となっている。

Sueの研究から生まれた新しい学術的発見や上記の係争の経緯も含め、この本に非常に詳しいです。





マクミラン大尉「ビューティフォー」



本物の頭骨も2階で見ることができる。
これもインパクト大であった。



ご覧のとおり大きく変形しているので、全身骨格のほうにはつぶれていなかったら・・・という再現レプリカが使われているようだ。




たくさん残っていた歯や前腕など他の部位の解説も充実。



フィールド博物館の他の展示物は、古代エジプト文明に係るものやネイティブアメリカンの生活、多くの恐竜化石も含む生物の進化についての展示などが見どころのようだ。




11時から急きょ仕事の打ち合わせが入ってしまいホテルに戻らなければならなくなったのでほとんど見れませんでしたが・・・次回はゆっくり来たい(-_-;)

また、北米大陸棲息種を中心とした哺乳類や鳥のはく製のコレクションもすごい。
特にシートン動物記ファンであれば垂涎モノだろう。
メインホールにSueと並んで展示されている巨大アフリカゾウのはく製もだが、フィールド博物館は哺乳類のはく製技術をひとつのウリとしているようだ。




(ビッグホーンて思ったより小さいんですね。まあ羊だから、そうか)


しかしこれらはく製群は薄暗がりに、今にも動き出しそうな感じで展示してあるので、少し不気味で怖い感じもあるw
ナイトミュージアムという映画がありましたが、あれを発想した人の気持ちもわかるな。博物館自体が巨大で迷路みたいだし。

外にはブラキオサウルス・アルティトラクスの骨格が。


2014年2月24日月曜日

【勝手に】ソチ五輪スノーボードフリースタイル種目振り返り【解説】

スロープスタイルは、角野くん8位入賞でした。
みんなメダル圏に拘るけど、8位でもはっきり言って立派ですよ。スロープスタイル出場者はX Gamesの常連組&ビデオスターだらけだし、めちゃめちゃレベル高いですよ。その中であのセバスチャン・トタントより上位ですよ!よーやったと言いたい。

もちろん、ロシアクオリティのクソパークのせいでトースタイン・ホーグモやショーン・ホワイトといったスーパースターが出場できなかった問題はあった。
そして全体的に採点基準が謎だった。
マーク・マクモリス師匠のパーフェクトランですら銅ですからね。個人的にはあれが1位だと思った(そして正直言うと、角野の順位は高すぎるかもと思ったw)。
Triple Corkが評価されないことがわかって選手たちも途中からルーティン変えてきてたし(この技術もまたすごいと思う)。

結局縦回転系が評価されず、フラットスピンの回転数稼いだほうが点が高かったっぽい。オリンピック側としても初開催で、パークの設計も含めて手探りだったんでしょう。
で、1620をメイクしたセージ・コッツェンバーグが優勝と。
せいじさんのルーティンは独創的な技の連続だったとは確かに思うけど、マクモリスとかステール・サンドベック(銀)みたいなピタ着じゃなかったし、そのへんどうなんだろーと思いました。

ただ、採点が他大会に比べてややジブセクション重視だったのもわかる。
トースタイン先生の怪我でみんなジブにビビる中、簡単なトリックで抜いてきた選手は点低かったし。せいじは確かにムズい技をうまく繋いでたしね。

女子のスロープは、失礼ながらジブみんな下手って思いましたw
その中で優勝したジェイミーアンダーソンはやっぱ安定してるなーと思った。
男子より回転数少ない分、スタイルが出てるかどうかわかりやすい。
次回はぜひ、鬼塚雅にでていただきたい。
角野もだけど日本人はストレートジャンプ技術は優れているので、あとはジブだな。


そしてハーフパイプ。
ハイライト映像↓
http://www.gorin.jp/app/result/SBSBM060/index.html?bctid=744506446002

こちらもスロープに負けず劣らず酷いコンディションで、トップライダーたちが普段ではありえないような転び方を予選からしていまして。。
それでも入賞クラスはみんなチャレンジャブルなルーティンを組んできて卓越した滑走技術を見せてくれた。見応えがあった。

ジャッジの問題もスロープ同様存在した。
優勝したポドラトチコフの決勝ランは5hitの構成だった。つまり5回しか飛んでいないということ。他の入賞選手は全員6hit飛んでいる。
Double McTwist 1260とYOLO Flip (Cab Double Cork 1440)という超絶エアリアルを1本のルーティンで両方着ったのは確かにフリースタイルスノーボードの歴史に残るくらい凄いが、それでも1080と900を2回ずつ入れて、かつスピードが落ちる最終hitでDouble Corkをメイクした平野より点数が高いのが妥当かについては疑問が残る。
海外メディアも同様の指摘をしている。
http://snowboarding.transworld.net/photos/iouri-ipod-podladtchikov-wins-olympic-halfpipe-gold/#.UwOkeIVvhPR


これからオリンピックにおけるハーフパイプの採点基準は全体の構成より1発の大技に高配点するということだろうか?そしてやはりスロープと同様、フラットスピンでの高回転数が高得点に直結するっぽい。X Gamesなら連続Double Corkを入れた平岡のほうが平野より上でもおかしくないと思った。
いずれにせよ、メダル圏の選手はだれが優勝しても文句のつけようがない圧倒的ランだった。
平野はエアすごく高いんだけど、1発目のセットアップで毎回やるMethodが、なんかイマイチーって感じ(私が言うのは僭越すぎますが)。ここが国母との最大の違いだろうか。。国母がやるJapan grabはスタイル出てて好きだったなぁ。。

そしてDouble CorkとCab Doubleを繋げるコンビネーションを入れてきたのは平岡くんのほうでしたね。
正直あんま注目してなかったけど技多いし、むちゃカッコいいライダーだわ。Toyota Big Airでの角野やサンドベックとの対決も見逃せない!

ショーンの点数が低かったのは仕方ないと思う。
Double McTwistもDouble Cork 1440も入れていたけど、決勝のランはミスが目立ったなー
テリエ・ハーコンセンがスノーボード界のマイケルジョーダンだとすると、ショーン・ホワイトはレブロンジェームズに相当する。
時代を作ってきた常勝ライダーだけに、王座陥落を疑う声もある。27歳といえばスノーボード業界では競技会からは退き、バックカントリーでの撮影などに重心を移行していく年齢だ。げんに国母はショーンより2歳若いが、すでにコンペティションの第一線にはいない。
しかしショーンは競技会での圧倒的な成績と他を圧倒する高難度トリックで名を成してきたライダーであることも事実である。
スロープスタイルへの出場辞退がカナダ陣からディスられている問題もあるし(http://extremesnowboard.net/news/snow284.html)、引退はもうひと花咲かせてからではないだろうか。次のWinter X GamesのスーパーパイプでTriple Corkメイクして優勝してから・・・とかじゃないとな。
正直彼のスタイルは好きじゃないが、依然として現代最高の技術を持ったスノーボーダーであることは疑いようがない。
平野との世代交代劇から目が離せませんっ!



ところで私は事前に一押しライダーとしてダニー・デイビスの名前を挙げさせてもらっていましたが、彼の最終結果は6位でした~ orz

Backside360→Switch Backside Method→Cab 1080→Double Crippler→Tweaked-out McTwist→Frontside Double Cork 1080という、X Gamesでの決勝に近い演技構成だった。

予選ではこれぞダニーという、時間が止まったかのようなメローな飛びを次々に繰り出して、間違いなくメダルいけるやろと思いましたが、決勝では転んじゃいましたよねぇ。。まあ、仕方ないね。

彼はトースタインなんかと並んで、世界中の雪山でかっこいいフッテージを残しつつもコンペでも強いことを両立しているライダーなので、これからも業界のスーパースターとして頑張ってほしい。

女子のパイプは岡田5位入賞凄いと思いましたわ。
この人はコンペ一本で硬派に頑張ってる系なので、日本のガールズシーンに風穴を開けてくれる・・・かな?
そしてやっぱり、、て感じでケリー・クラークが優勝だったけど、これもフラットスピンの回転数が評価された感あるなー
他に、男でもやらないDouble Rodeoとかやってる選手もいたのに。。
ノーグラブで無理やりグルグル回るよりも、独創的なエアのほうが好き。
そしてそしてメダリスト候補だった女子クロスの藤森は残念すぎました。
ルックス良いのでもしメダル取れてたらものすごい人気になっていただろうな。
藤森はTOMBOYの映像とか見てるとキッカーもジブもクソうまいのでスロープ出たらいいのにw とか勝手に思っちゃいますけど。


明日は水上宝台樹(初)に滑りにいきます^^
パウダーあるだろうか

2014年2月12日水曜日

続・ザンギFの彼女とスノボに行ったの巻

ソチ五輪はスノーボード男子フリースタイルのハーフパイプでの日本勢Wメダルで湧いてますが、こちらは前回に続き、友人の近藤さんが最強のアマチュアスノーボーダーに成長していく過程を追跡する企画です。




今回は長野県の富士見パノラマリゾートで撮影してきました!
ゴンドラからは富士山がガッツリ見えるほどのピーカンで、絶好の撮影日和でした!



週末の大雪の影響か、斜面状態はややバンピーながら、人も少なくて気持ちよく滑走を楽しめましたね。
近藤さんも徐々に上達を見せています。
次あたりジブに入ってほしいなー・・・w

2014年2月11日火曜日

Snowy weekend in Tokyo.

2/7の夜半から2/8にかけて、東京に大雪が降りました。

2/8朝、雪が降り積もった我が家の向かいの空き地で、ちょっとスノボしました。
いい歳こいてますが、雪はいつでも童心に帰らせてくれます←



近所のチビッ子がなかなか良いアジだしとるww 



まあ近所の目がハズかったので一人で黙々と長時間はできなかったけど、ジブとか置いてもうちょいやればよかったなー。

この日は午後からもっと雪が酷くなり、中目黒にピザを食べに出かけたもののランチタイム終了までにお目当ての店に辿り着けず断念。
代わりに豪雪のなか久しぶりに代官山を彷徨し、SHUTTERSに行ってきたw

スペアリブとパスタとアップルパイアラモード






やっぱりちと、お高いけど、美味しかったです。
普段の休日は行列ができているらしいが、雪もあってガラガラだったし。
店員のムスッとした接客は、やや減点ポイント


明日はフジパラに滑りに行く予定です。
晴れますよーに!!




2014年2月5日水曜日

テラハ本の感想







フジテレビ系列で毎週月曜の夜11時から放送中の人気リアリティショウ『テラスハウス』のムック本が発売されたので、発売日に買ってきた(笑

現在アマゾンでも入荷待ちで、売り切れの書店が多いと思う。


以下内容をレビューしておく。


これまでのメンバーがドレスアップしたグラビア
(評価)いらん。ページの無駄。男メンバーのスーツの着方も全員あんま好きじゃない。
★☆☆☆☆







テラハの間取り紹介。
(評価)番組だといつも決まったアングルが多いので、間取りの全体像は興味あるところだった。トイレや風呂の場所がわかり、なかなか良い。ムック本ならではのマニアな内容w
★★★★☆








歴代メンバーのプロフィール紹介&インタビュー
(評価)目新しい情報はなくインタビュー内容もクソつまらんが、生年月日などわかるのはムック本ぽくてよい。知ってたけど、大体わしより年下なんよな
★★☆☆☆









クルマ紹介
(評価)まートヨタ提供の番組なのでこのページはないといかんのだとは思います。誰がどれによく乗っていただの、誰が免許もってるとかの情報が整理されているのはムック本ならではで良い。カーゴルームのリアハッチあけて並んで座るテラハ乗りっていうのはやってみたいw
★★★☆☆








デートコース紹介
(評価)湘南エリア中心でなかなか興味深いが、もちろんポパイのデート特集とかには勝てない
★★★☆☆









対談集
(評価)可もなく不可もない内容。「嫉妬する」という意味で何名かが「ジェラる」と言っているが、バカっぽいのであまり使いたくない表現だと思った。
★★☆☆☆









これまでのシーズンごとのダイジェスト
(評価)シーズンの概念は、途中からいつの間にか導入されていた。これまで全エピソード見てる人間からすればいらん内容だが、途中から見はじめた人がキャッチアップするにはいいだろう。ただ、名台詞集はけっこう懐かしいものもあり、楽しめる。
★★★☆☆







メンバーのおススメ本&音楽&映画特集
(評価)まー個々のメンバーのファンは彼ら彼女らの趣味に触れられて嬉しいんかもしれんが、誰もが知ってるようなものばかりでおおおっ!という唸るようなチョイスはない。ただ、下手にイキってマニアックどころをあげられてもそれはそれで腹立ったかもしれん。笑
ちなみにようさんはnujabesのCDおススメしている。彼のジャジーヒップホップ好きはギターの感じとか本人の音楽トークからもよくわかるが、逆にギタリストでは誰に影響されたのか知りたかった。
★★★☆☆






番組で登場したレストラン&カフェガイド
(評価)これが一番使えそうなコンテンツだった。東京のリア充が食っているメシがわかる。
既にネット上にも同内容のまとめページがいろいろあるけどね。
初期メンが女子会していたという渋谷のbistro ku hanareはわしもよく女子会で活用する店である←
また、同じく渋谷にあるjinnan cafeは店員がクソ可愛いのでおススメ。
これからは湘南エリアを中心に攻略していきたい。
★★★★★








【総評】
1000円という価格設定は、個人的には妥当だと感じた。
テラハがそこまで好きではない人にとってはまあ、買って持っておくほどのものではないかもしれん。代沢ハウスまで読みにきてくれ笑

あったら良いと思ったのは、テラハで作っている食事のレシピ集とかかなー


テラハは絶対月曜日に移ってからのほうが人気出たと思う。
金曜夜には家にいない層がメイン視聴者なのだろう。
 
最近はリア充観察番組を超え、集団心理や場の持つアフォーダンス、バイブス()などの奥深さを感じられる番組となっているとおもいます。