2013年12月31日火曜日

タイムリーじゃなくて申し訳だけど(読書)



なんでもPopeyeが、クリスマスシーズンにあわせて12年ぶりにデートマニュアルを組んだとかで、常見さんがイカっていたので(笑)↓

http://agora-web.jp/archives/1573801.html






オイラも買ってみました。笑





ポパイは去年5月にリニューアルして以来アメリカの古臭トラッド&ヘビーデューティ推しで人気を博している(?)


もともとポパイが推していたシティボーイ的なスタイルが、トム・ブラウン以降のアメトラブームとガッツリ共鳴したというのもあろう。そして今はカーディガンの肩掛けやセカンドバッグ/ドキュメントケースといったバブル期的な意匠がもてはやされる時代で、ポパイにとっても追い風になっている。いや、むしろ主従が逆か。










で、肝心の中身はといいますと、やはり常見さんがイカっているとおり、リア充のリア充によるリア充のための内容となっております。







オシャレだな~~(棒)

いろんなカップルのデートのサンプルがのっているのですけども、
出てくる人々、皆フォトグラファーとかデザイナーとかなんよな。

あまり私の周りには、いないのですが。。。





やっぱ今はeconomically challengingな時代なんで、こういう1万円デート特集みたいなのもある。
かつてバブル期にPopeyeが仕込んだ高級フレンチ→BAR→シティホテルでお泊りっていうコースはもうできないんです!
バブル崩壊で若者からは金がなくなり、ロマンスにつながる物語だけが残った。そういう時代に売る本に載っているコンテンツとしては、なかなか良いと思う。

ただ、まだそういうロマンティックラブと絡んだ「物語」を売り物にしているという点に常見さんは怒っているんだけど、この問題意識は実はすでに文化系トークラジオLifeで先取されている。
2010年11月28日の放送テーマは「クリスマス資本論」であった。神回だったと記憶している。こちらがアーカイブになります。→http://www.tbsradio.jp/life/20101128/

この放送回では、バブル世代とロスジェネ~ゆとりのクリスマスに対する認識やクリスマスにおける消費のジェネレーションギャップが論じられ、今も息づく「クリスマス=恋人たちのためのイベント」ちう枠組みを日本に定着させた雑誌として、1980年代中盤以降のan-anとPopeyeのデートマニュアルが断罪されていた。

(参考:関連書籍 ユーミンの罪)




そして今も、古き良きリア充雑誌Popeyeは、クリスマスシーズンになれば、デートすることを推奨している!(↑おうちデートも節約の基本ですね!)

あえての突き抜けは個人的には好感が持てるかもしれない。



映画デートの指南なんてまさに 古き良き って感じじゃないですか。
実際読んで笑えるし、使えそう。
上で述べたとおりPopeyeはトラッド族のものになったんだし、雑誌全体のThrow Backな雰囲気と相まっていていい感じだ。

恋愛強者のための雑誌、Popeyeの中にオルタナティブな社会像、複数のユートピアはないのです!
外部としての非リア充は登場しません。

ただし、かつての自分たちの行為を振り返る再帰性はあるんだよな。




Popeyeですらかつての(そして今の?)デートマニュアルのイタさをわかってますよ。。。と宣言したうえでのあえてのデートマニュアル推しは、2010年代っぽいなーと思うんですがどうでしょうか。

今は、「僕は自分の立ち位置をわかっています(笑)」と前もって宣言することが大切な時代だと感じています。



西野カナは「言葉で表現」できる人が理想らしい。
もっと愛の言葉を~~ ていう歌あったなそういえばw





DLIのバイブル ホイチョイプロダクションのあの名著も登場!



そして大根さんのこのエッセイは名文だと思いました!
「モテキ」っぽい個人的体験がいろいろ綴られています。
そして「モテキ」のあの名台詞の誕生秘話も読めます。


全体的に、買いなのではないかな。

2013年12月27日金曜日

Best Donuts (& showcases) 2013

今年も無理やり選んでみた。
ますますCD買わなくなりましたけどな!!

1位 Ovall "Dawn"



ご存じ音楽偏差値バカ高バンドの2ndフルアルバムである。
前作よりはヒップホップ味は薄めで、よりカラフルな世界観の曲が増えたかな。
それでも一聴してOvallとわかるレイドバックした骨太のビートとそこはかとなくスピリチュアルなサウンドスケープは流石です。こういうのをグッドミュージックというんだろう。
発売直前に活動休止が発表され、衝撃でしたが、これだけの名作を残せば、それもしゃーないなと思わされたほど。全体にギターの関口君のプレイが印象的でした。
2010年、修士課程に入学し、東京にきたばかりの年にハマり、暑い夏が終わるまでひたすら聴き倒していた1st”Don't Care Who Knows That”の発売から3年8か月。。。私も東京に来て4年が経とうとしているのだなぁと恍惚としてしまいました。





前作”Black Radio”がグラミーをとった関係でやたらプロモートされて日本でも一気に有名になってたが、本作のほうがはるかに聴きやすいと感じた。
何より客演陣がちょっとスゴすぎる。ジル・スコット、フェイス・エヴァンス、ブランディ、アンソニー・ハミルトン、メイシー・グレイ、レイラ・ハサウェイ、ドゥウェレ、コモン、ルぺ・フィアスコ、スヌープドッグ、ノラ・ジョーンズ、そしてエリック・ロバーソンまで。
ちょっと前なら、ミシェル・ゴンドリーくらいじゃないと召集不可能だったろうメンツですね。90年代後半~00年代前半のオーガニック寄りソウル/ヒップホップ好きなアラサーアラフォーたちが、がっつりマーケティングされてますw





シングルです。この時代にもシングルCDは存在する!
さかい君は、5月に行ったElement 3のライブで飛び入りでFeel Like Makin' Loveを歌っていて存在を知り、、、その後三菱ekワゴンのCMソングでやられた。まさにそのCMソングがこれ!
ゴスペル~~な進行と、超絶ファルセット歌唱にやられる。そしてオケの演奏は日野JINO賢二(b)やJay Stixx(ds)といった本格派が固めている。名曲です。
カップリング曲になっている秦基博とのデュエットもちょっとアシッドジャズっぽいピアノリフが渋いわーーー
さかいさん見た目は童顔で声も高いし雰囲気もなんかUrbanResearchっぽい(笑)感じですが、とてもロイクーな音楽センスをお持ちなんですね!



ソウルジャズフェスで見たR&Bシンガー。日本ではほぼ無名だし、私も正直それまで知らなかったのだが、フェスではものすごい人気だった。やはりフェスというものは新しい音楽との邂逅があるのが良い。
マット・パーマーやジャミリオンに通じるさわやか正統派歌唱ながら、オケからはKenichiro NishiharaやCradleにも通じるジャジーヒップホップの要素を感じる独特の音楽性なのだ。当然、日本人好みだと思う。
東アジア的メロウネスが世界に伝搬しているのを感じます。



Acro Jazz Laboratoriesやmonologの新譜と迷いましたが、このブログではずっと西野カナをおすすめしているのであえてこちらにしました。
10月にベスト盤が2枚発売されました。pinkとmint。pinkのほうを選ばせていただいたのは、こちらに収録され、シングルカットもされた涙色が出色のクオリティだからです。
「Dear...」(2009)や「君って」(2011)に連なるお家芸ブレイクビーツオケがかっこいい。中身もいかにもな失恋ソングで、安定。

つーかこのPVやばいなーw
恋愛を通じて人は「成長」しなければいけない というイデオロギーの起源をDLIで研究したい。



また今年は、国内外でライブにけっこう行ったので記録しておきたい。

1/24 Panther Soul@Corus Hyde Park Hotel, London
2/14 Wally's Stepchildren@Wally's Cafe, Boston, MA
2/28 Roy Hargrove and His RH Factor Band@東京ブルーノート
4/29 Animal Kingdom Orchestra@赤坂B Flat
5/12 Element 3@六本木Alfie
5/15 Rumer@ビルボードライブ東京
5/18 Seoul Jazz Festival(Roy Hargrove Quintet、Hiromi the trio project、Jeff Bernat、Tape Five、Kings of Convenience等!!)@ソウルオリンピック記念公園
6/25 Monday満ちる@ビルボードライブ東京
7/28 カルメラ@Tower Records渋谷
8/18 Jino Jam@六本木Alfie
11/12 Marty Nau and friends@Twins Jazz, Washington DC
11/13 Sean Jones Quartet@Blues Alley, Washington DC
12/13 Ovall@Tower Records渋谷

こうして見ると前半にすごい行っている。
ただ、やっぱりOvallのラストライブは印象に残った。あと、ソウルジャズフェスで雨がパラつく中で見たロイハーグローヴは僥倖だった!!
音楽は最高だ。

2013年12月23日月曜日

Happy Birthday, Jesus.

誕生日に弾いてみたシリーズだよ。
読者各位、良いクリスマスをお過ごしください。

師走は忙しいのでアレンジはとても適当かついつもの如くミスだらけですが、きいてみてください!




ところで昨日は年内最後のライブでした。
今年は 一緒に演奏するメンバーや機会に恵まれ、自分がカッコいいと思う種類の音楽ができて本当に良かった。
来年ももっと上手くなって、より良い演奏ができるようになって行きたいと思います。

2013年12月17日火曜日

"We accept the love we think we deserve."(映画「ウォールフラワー」の感想)

日比谷シャンテに映画『ウォールフラワー』を観に行った。



ものすごく良い映画だった!

観終わってこんなに清々しい気持ちになる映画も珍しい。
(500 days of Summerに匹敵)

今年一番が最後にきましたワ。

原作はStephen Chboskyによる1999年発表の小説"The Perks of Being a Wall Flower"(英語圏では、現代のCatcher in the Ryeとも評されているらしい)で、著者自らメガホンをとったよう。

高校入学早々、スクールカーストの最下層に位置づけられてしまった「壁の花」チャーリーが、ちょっと風変わりだが自由なマインドを持った上級生たちとつるむようになったことをきっかけに自分の居場所を見つけ、少しずつ成長していく・・・

というありがちっぽいストーリーながら、Emma Watson、Logan Lerman、Ezra Millerといった若手俳優たちが、純粋でエネルギーに満ち、それでいて繊細な若者たちの心の交流を好演しており、映像も全体に瑞々しく美しい。

出てくる人たちみんな優しい。
それぞれ欠点を持ちながらも、人想いなんだよな。
そこにやられる。

wikipedia等を読むかぎり、90年代序盤が舞台となっているらしく、ケータイもタブレットもSNSも登場しないし、友達と好きな音楽を録音したミックステープを交換するという文化が、重要なモチーフになっていたりする。ガールフレンドと子機を使って電話していると、家族が電話できなかったりとかいう描写、いまではありえないでしょう。

90年代前半に高校生やってたということは、日本だとロスジェネドンズバですが、アメリカでいうとジェネレーションXの最後のほうの人たちって感じか。。。

かといって懐古主義というわけではなく、描かれているのはあくまで普遍的な青春だし、今の若者が見ても楽しめると思う!(私の高校時代とはあまりにも違いますけれども;)

ではこの作品をこれまでの米国のハイスクールモノと隔てているのは何かと考えますと、やはりスクールカースト解消の回路の違いだと思う。

従来のハイスクール映画では、主人公がカーストの下っ端格に配属になってしまい、いろいろ策を練ったり努力したりの末、クインビーズやジョックスに一泡吹かせて仲間とハイファイブ&ハグという展開が典型的だった。
Mean GirlsとかCinderella StoryとかSuperbadとかね



いっぽう本作で主人公チャーリーがとるのは、言ってしまえばUSAハイスクールの島宇宙化といいますか、要はスクールカースト自体を亡き者にしてしまうという戦略である。
十分にイケてはいて、高校生活を謳歌してはいるんだが、決してスクールカーストのトップ層ではない、ゲイだったり仏教徒だったりマリワナ常習者だったりといった、どちらかというとはぐれ者たちの集団とツルむことにより、チャーリーは壁の花を卒業した。

直観的にはGleeも、ユダヤ、アジア系、妊婦、ゲイ、身体障害者らが主役で、似たような空気である。
しかし結局「僕たちは負け犬だけどそれを自分で理解しているからイタくない」ちう、カーストの中にとどまったうえでの再帰性が反抗のカギで、これはこれで今っぽくはありつつもジョックスやクイーンズとの対峙と否定しがたい劣等感はいぜん明確に描かれていた。

いっぽうで本作ではかような対立軸は薄い。
ジョックス系との唯一の接点は、同性愛者のパトリックが秘かに関係を持っているアメフト部員ブラッドなのだが、彼は一度はチャーリーとモメたりしつつも、最終的には完全に和解することになる。

「(スクールカーストにおける)リア充がゲイを兼ねる」という設定こそが、属性のハイブリッド化によるスクールカーストの終焉を匂わせるし(これは日本で、90年代生まれのリア充はオタクを差別しないのにも似ている?)、また、単線的なヒエラルキーに従うだけではサバイブできない、高校卒業後の現実社会を垣間見せる窓ともなっている。
学校を一歩外に出れば、スクールカーストというローカルな尺度は通用せず、誰もがもっと多くの軸で人間としての価値を評価されることになる。複数のコミュニティに属せばそれぞれにおいて立場も変わる。

このことを理解できればスクールカーストを、時限的なものとして無視することが可能になる。
スクールカーストの脱臼とは端的に言って、大人への成長そのものなのだ(キリッ
これを丁寧に表現したChboskyさんすごいなぁ。。
Gleeはいじめられっ子たちへの希望のメッセージを発しているかもしれないが、いっぽうで極端なスクールカーストの描写が、視聴者である現実の高校生たちの自己ラべリングを強化し、社会的格差の再生産を助長する可能性もあると思う。

その点本作は健全ですし、より新しいと思う。Gleeよりは桐島に似ているけど、また違ったアプローチ。むしろ宇野ジョーカンがゼロ想で解釈した『野ブタ。をプロデュース』のほうに近い。
タイトルとは裏腹に、実は若者文化の島宇宙化による異文化理解と多元的ユートピアの承認がテーマになっているのですなぁ。


一般的にはただの宴会ソングと認知されているPINKの"Raise Your Glass"は、実は歌詞の内容よくきくと島宇宙で頑張りましょうソングです。



ただチャーリーが置かれた環境はね、まあ、、、恵まれてはいるよね。
父ちゃん母ちゃん兄ちゃん姉ちゃんみんなくそ優しいし彼のことを想っている(カトリック信者なんだよな)。
周りにはアイビーリーグ狙いの人たちもいたりーの親がケープコッドに別荘持ってたりーので経済的には基本、裕福なんだろうな。
そして何より友人に恵まれているし・・・まあ私も負けませんが(笑)

小説家志望チャーリーの良き理解者である国語のアンダーソン先生の感じも良かった^^
アンダーソン先生がオヌヌメしていた本たち、読んでみたいなー
F・R・I・E・N・D・Sでフィービーの相手役だった(役名マイケルだっけ?)Paul Ruddのナイス演技!彼はユーモラスな役のイメージが強いが、渋い先生役もいけるのですね。

2013年12月12日木曜日

米国債の危機に思う part 2

富の自己増殖について考えるエントリ第2回


前回から2か月が経とうとしているが、、、

ご存知のとおり、前回のエントリを投稿した直後に、米上院の超党派が提示した債務上限引き上げ案と暫定予算が可決され、先月の米国の危機は回避された。
ほっとしたという人も多かろう。

とはいえ課題は山積みである。暫定予算(政府機関の稼働)は2014年1月15日までで、米債務上限引き上げは2月7日までであり、近日中のデフォルトリスクが去ったとはまだ言えない。。

年末にかけ、FOMCの緩和継続がどこまできいてくるのか・・・

しかし、このようなその場しのぎ的立法をしていけばどんどん国債を発行していけるという事態こそまさに、債務帝国アメリカの病理のわかりやすい症候であろう。
歴史的に、米国債は時間と空間の制約を超えた信用のスパイラルを創出してきている。


継続的な借入による金融価値の創出が、深刻な資本主義的倒錯の表象であるとマルクスが述べていたことは前回のエントリで紹介した。

21世紀のエコノミストであるマイケル・ハドソンも、米国の債務帝国主義が生産する倒錯状態が、論理的な極値に到達しつつあることを指摘している。
曰く、国際的通貨基準となった米国国債は、貨幣というものが資産から借入へと、その形態を進化させたことの象徴である。資本主義が孕む狂気が、歴史上前例のない形で表出したのだ。

マルクスはまた、富の一般的な形式は、自らに課せられる制約を乗り越えようとする無限の慣性力を持つ、とも論じていた。
米国の債務創出に対しては今回の危機からもわかるとおり、さまざまな制度上のバリアが存在するにも関わらず、債務を担保するルール(つまりここでは連邦政府予算に関する法律だな)は、空間や時間の媒介から自らを解き放つ方向へと進化し続けている。
もはや単に米国の覇権が依って立つ論理的パラドクスだけを問題にすることはできない。
債務創出による価値の生産は、生命圏と非生命圏の境界=地球環境を乗り越えて進みつつある。

要 は実体経済とマネーの額面の極端な不一致、というよく指摘されるアレを言い換えたいだけなのだが。
とにかく、世界の通貨価値の基準となっている米国債がデフォルトする(しかける)という事態は考えてみれば、経済学のタームで語られる経済的現象の範疇を超え出ている。米国の債務帝国主義は、むしろ生態学的な発想で語られるべきかもしれない。(環境経済学者たちが試みてきたことで はあるが)
さまざまな政治経済の評論家が展開している議論を一気にパラフレーズしてしまえば、とりあえず米国債の信用担保は地上には存在しない。少なくとも現在の自然科学が認識できる次元には、ない。

かつては米国や日本といった経済大国による世界経済の席巻は、ひとつには石油に代表される地下資源の収奪と結びつけて語られることも多かった。
しかしすでに、地上の富が(金でも石油でもシェールガスでもなんでもいいが)、なんらかの物質と結びついている、というようなナイーヴな信念が通用する時代は終わった。債務帝国主義による価値の自己再生産は、このような地球の物質的限界を完全に突破してしまっている。

シェー ルガス革命により、米国の債務創出スパイラルが地球の石油俯存量を削り取ることで成り立っているというあからさまさが表面上薄れているのも一因だろう。しかしなにより、この明らかに不安定な状況に油を注いでいるのは、信用を担保している資本主義の倒錯(by マルクス)である。純粋な「信用」の世界において資本が地球のキャパシティの限界 を超えて自己再生産することが可能なのはこの倒錯のおかげとしか言いようが無い。

国債の借り換えが投機的な慣性力を持つことは自明だが、それは事態の一面でしかないだろう。
小切手にせよクレジットカードにせよ米国債にせよ、債務の将来的な返済が約束されていることを証明するためには、なんらかの形での物質との繋がりを示していく必要がある。
したがって債務帝国の倒錯は投機的かつ逃避的であるだけでなく、ある意味で極めて唯物的でもある。換言すれば、繰り返される借入は、物質化の慣性も内在させているということだ。
米国債含め、長期的には、あらゆる債務は地球上にある物質に帰属し、返済される「ことになっている」。
こうした、地球上の物質を参照することにより、自律的に物価が安定化されていくプロセスは、一種のオートポイエーシスのようでもある。



われわれは130年以上前にマルクスが予言した、資本主義の倒錯が生み出す幻想を目撃しているのではないだろうか??

(続く・・・のだろうか)

2013年12月5日木曜日

万年筆目当てでOggi1月号買った&UNYPP雑感




おまけの万年筆に釣られてひっさびさに買ってしまった。



theoryとの企画モノのようだが、これはなかなか良い!
本体に◇パターンが浮き彫ってあって高級感あるし、デフォルトでついてきたカートリッジのインクが紺というのもよかった。















ちなみにこっちは9月に買ったmono magazineについてきたアニエスベーの雑貨ラインvoyageの万年筆なんだけど、カートリッジ交換してすぐはインクの出がとても悪いという問題があった。





所詮オマケはこのレベルか…とか思っていたが、oggi×theoryの白いコイツにはそういう問題もないし書き味も良い。
ただズッシリ系なので勉強には向かなそう。




ゼロ年代、インターネットメディアの台頭で雑誌を売るのが難しくなる中で、出版社はこぞってオマケ戦略に走ったが、そうなるとオマケの原価を広告料で回収するというビジネスモデルにならざるを得ないので、本体への広告埋め込みはさらに加速するよね・・・
また単に商業的な意味だけではなく、雑誌への広告埋め込みは、より象徴的なレベルでも進行しているように思う。
私は最近、いわゆるコンテンツは、 本質的にすべて広告なのではないかと考えている。
コンテンツとメディアが一体となった時代には、コンテンツを再生できるメディアを 「物」として購入してもらうために、 コンテンツが存在するのではないかということだ。
例えば音楽は、 物であるCDを購入してもらうためのCMソングということになる。 そしてそのCD(あるいはiTunesカードでもいい)は、コンテンツの再生を保証する。
小説は、 すべて紙の束を購入してもらうための物語で、印刷された文字列は、 物語を再生し想起させることを保証する。

同様に、Oggi紙面で提案されるコンサバOL向けの通勤ファッションやライフスタイルは、すべてこの「クラスアップ万年筆」に宿る物語を提供する広告なのだ。

ということで中身を見てみよう(笑)









全体的に相変わらず暗い色使いの服が多く、地味ーなトラッドだが、まあそれはそういう本なのでしゃーない。
ただ、なんかリアルできかれる意見ほど、oggiはBBA向けではないと思う。
げんにモデルは全体に若返ったような。。。りーざとか松島花とかみんな平成生まれじゃね?宮坂ネキを首にしたのは正解と思われる。あくまで個人的見解だが。






Oggiの素晴らしいポイントのひとつが、料理レシピコーナーが充実していることである。
女子大生~1、2年目のズボラOL向けの簡単レシピではない、まさに「ランクアップ」な感じの お・も・て・な・し 料理が載っていて素晴らしかったのだが、
なぜか今月はなしorz
なぜだ!!









財布カタログは良かった。



渋めデザイン中心なセレクトで、彼女(※コンサバOL)持ちのお前らがクリスマスプレゼントを選ぶのにも使えるだろう。



読み物ページは相変わらず、全体として人生への対してポジティブなバイブスが感じられて良いw








ところで昨日、YPPの2次試験を受けてきた。
とりあえず長かったので、途中でくっそ腹減ったわ。
軽食持ち込み可だったし、やっぱなんか持って行けばよかったかも(食べたら眠くなると思っていたのです(笑))。他の受験者はなにがしか食ったりしてました。世界同時開催なので東京会場は17:30~22:00っていう意味わからん時間帯だったしね。

内容はといいますと、まったく歯が立たなかったというレベルではない。。。が、当然ちと準備不足だったかと。
択一問題で国連の組織とかミッションについての知識を問う問題よりも専門系が多かったのは意外だった。
そして専門エッセイで要求されるメトリカルな技術はあんまレベル高くなかったいっぽう、少し経営学チックな知識がいるな、と思った。
今回は1次の結果発表まで準備は放置してましたし、ぶつかりげいこ的な要素もありました。
対策方法は大体分かったので、もし来年もチャンスあれば、今度は本気でやったろーーww