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2014年9月10日水曜日

travail

ついに転職が決まった。

11月1日付で、某戦略コンサルティングファームに採用してもらうことになった。

経営戦略コンサルティングは、学生時代ミーハー心で唯一憧れを抱いていた(笑)業界である。

もちろん今はミーハー心だけでなく、キャリア設計のうえで賢明な選択をした、と信じている。

ことの発端は去年8月に、何の間違いかGxxgleから声がかかり、選考の末フラれるという出来事が発生したことです。

実はそれ以来、「わしの市場価値は意外とあるのかもしれん」という勘違い(社2病)を起こし、「第二新卒カード切れるうちにキャリアチェンジしよう!」と思い立って、この1年くらいずっと転職を試みておりまして・・・(クソ長

途中、国連YPPとか受けたりもしてたがw



メローでマイペースな性格のオイラを気長に待ってくれて、かつ誠実に対応してくれた転職エージェントと、神のご加護のおかげですわ。


人生に感謝 m(__)m
 

2014年7月30日水曜日

Dirty Loopsのベース君がくそかっこいいんやでな件について

Miley Cirus、David Choi、Ahmir、Pentatonixなどなど、、、

きょうび、ようつべ発のプロモーションを起爆剤として売れていく音楽グループ(or個人音楽家)は数あれど、中でもDirty Loopsは音楽の中身的にもセールス的にも相当キテいる部類ではないだろうか。



日本での注目度も高い。
wikipediaで既に良い感じにまとめられているので、概要はこちらを参照してください。


ようつべを使ったプロモーションのうまさとか、日本市場との親和性の高さなど各所で語られているわけだけど、まあ何より、彼らの音楽は文句無くかっこいいんですわ。

出音の近さという意味ではジャミロクワイっぽい。(よね?
しかしジャミロの3倍くらいフュージョン色が強くて、しかも有名なポップス曲を強烈にリハーモナイズしてカバーしていおり、楽器を弾く人やジャズ好きな人にも刺さる音楽性だろう。



特にベーシストのヘンリック・リンダー君は、テクニカル系ではアドリアン・フェロー以来出てなかったクラスの名手だという気がするね。

技術的には21世紀ヨーロッパ系というか、ピッキングで右手の親指から薬指まで使う超早弾き対応スタイル。上原ひろみとやっていたトニー・グレイとか、ドミニク・デ・ピアッツァの系譜に位置する人だとは思うんだけど、この最先端テクニックが変態フュージョンじゃなくて、ド直球な4拍子ブラックコンテンポラリーのグルーヴの上で活用されているからカッコいい。

ギターがいないトリオでここまで音圧を出すにはベースのウネウネが不可欠だと思う。
結果的に手数は多いものの、極めて音楽的でウルサくない。
アドリブで男気フィルインをねじ込んでくるタイプではなさそう。どこまでも緻密に計算されている感じがする。

とはいえベースソロタイムでは流暢にビバップランゲージを操っていてかっこ良いですねー




スラップも多用しており、譜割とか音作りが、、、これはモロに、、櫻井テシオ?w

(参考)





6弦だし。6弦かっけーな。欲しくなるわ。
ベース業界における多弦化ブームも落ち着いてきたのか(?)、以前ほど6弦、7弦を楽器屋で見なくなった気がします。

2014年7月6日日曜日

Pink Shorts Showdown Ⅱ

最近動画制作もすっかりやらなくなっておりますけど、またある日の草バスケハイライト作ったw
自己満自分用モチベーションビデオww



低画質

もはや半年に1回くらいのペースでしかバスケせんけど、どんどんヘタになるので、
ボール買って公園で玉突く練習しようかしら。

2014年6月23日月曜日

山中一毅カルテット@三鷹unamas

先週の木曜日になるが、大学時代のサークルの先輩で、プロ活動中のサックス奏者、山中さんのライブに行ってきた。







三鷹のunamasというお店まで。
山中さんは2年間ニューヨークに留学されていたので、ライブ行くのもちょうど2年ぶり。



アドリブとか演奏技術ももちろんすごいけど、オリジナル曲がめちゃめちゃかっこ良かった。山中ワールドの深化を感じました(小並)。

サポートメンバーも素晴らしかったな。
特にベースの大塚さんは、山中さんがニューヨークに行く前にも一緒にやっているのを見ていたが、相変わらず圧巻だった。
リズムと音色とピッチががっつりかみあって表現力が最大化されている。そしてフレージングがいちいちジャズい。

あれはちょっと上達欲を掻き立てられるw あんな風に歌うように弾けたら楽しいだろうな~ あと何十年したらあのレベルにいけるだろうか。

インタープレイももちろんかみ合いまくり。


多喜さんとかフミオに会えたのも良かった。



山中さんとは学生時代何度か一緒にやらせてもらう機会もあったけど、それがNFのステージだろうが留学生のパーティだろうがギャラ有の依頼演奏だろうが、決して無難にまとめようとはせず(笑)、普通に考えるとちょっと無理かな、難しいかな、と思うような要素を毎回取り入れて、トライしていたのが印象に残っている。


今回のライブも、オーネット風の曲とか、チャレンジングな試みもあったけど、常に新しい要素を取り入れ、音楽を前向きに転がしていくマインドはずっと変わってないというか山中さんの中ではどんどん先鋭化してるんだろうなーと思った。


これから少なくとも1年間はニューヨークで活動されるらしいが、またライブいきたい。
早くCD出してほしい。


2014年6月12日木曜日

女のいない男たち(読書


村上春樹の新著については、同居人のZがいつも買ってくれるので読める。
サンクスZ




村上春樹の短編集を読むのは初めてだった。
まずまずおもしろい話もあれば、つまらん、読むのやめよかなという話もあった。

全体通して失恋がテーマなんだけど、まずはネタの豊富さには拍手を送りたい。
ただ、どこを切っても金太郎飴的に春樹節だし、それぞれを独立した話として読むのは私には難しかった。

あんま共感できる話はなかったかなー
いろいろな失恋メニューを用意することで、読者にどこかしら共感できたり自身の経験と重ね合わせたりできる部分を提供しようという狙いも少なからずあると思うのだけどもね。

この理由のひとつには、私が喉元過ぎれば熱さ忘るるタイプだというのがあるだろう。
もうひとつは、私自身、恋愛について春樹ないし春樹読者ほどには深く、突き詰めて考えれてないからかもしれん。というか、恋愛について思考するときの語彙が違いすぎるかな。と思った。

これが文学的、ということなのだろうか。


次は現代日本語で書かれた恋愛指南書であるはあちゅうの新著でも読みたいですねー
 
 
 
 
こないだのライブです。☟

2014年6月5日木曜日

ジャニーズ研究の名を借りた大衆文化史教養本(本の感想)


ジャニ研!: ジャニーズ文化論(大谷能生、速水健朗、矢野利裕 2012)



ゴールデンウィークくらいからチンタラ読んでいた。


わがバンドのドラマーN氏(文化系ジャニヲタ)によれば、ジャニーズ研究のバイブルとも言われている本だそうな。

別にジャニーズに思い入れがあるわけじゃないけど、 著者陣に惹かれて読んでみた。
これはなかなかおもろい。

ジャニーズ本体についての情報より、時代ごとにジャニーズを取り巻いていた文化的・社会経済的コンテクストについてのまめ知識が豊富に記載されているので、戦後の国内外の大衆文化史に興味がある人なら誰でも面白く読めるだろう。

特にジャニーズ独特のビジネスモデルとしての「ファミリー制」とグレイトフルデッド(≒ヒッピー)のアナロジーや、ギンギラギン(cfマッチ)なジャニ服とアイドル的楽曲量産体制の確立をディスコ&ゲイカルチャーの進化と絡めて論じた箇所など非常に興味深く読めた。

この人ら本当にいろんなことよう知っとんな。って感じ。
そして芯食ったことをよう考えとる。

そして章の間に挟まれる大友さんの楽曲アナリーゼは、さすがのクオリティです



2014年5月27日火曜日

ジノ新譜

私のお気に入りベースプレイヤー、日野賢二氏のアルバムが発売されたので発売日に買ってきた!




タイトルは”JINO JAM”。六本木AlfieやSweet Basil、目黒Blues Alley、横浜Motion Blueなどでライブ活動を行っている同名のバンドメンバーを率いての制作となっている。

ソロ名義のアルバムとしては前作が2005年発表の”JINO”であり、当時高校生だった私は衝撃を受け一気にファンになったわけだが、あれからもう9年も経つと思うと感慨深い。
特に東京に引っ越してからはJINO JAMのライブにもよく足を運ぶようになり、スタンダードのカバーだけでなくオリジナル曲がたくさんあることも知っていたので、そうした曲たちをレコーディング作品として聴けるようになったのは嬉しい限り。

前作とか前々作は、ベースはもうそれはかっこ良かったのだが、スラップの譜割とかすごくマーカスっぽいけどいやこれはマーカスではない、ヒップホップやネオソウルを通過した世代の要素がある。。というような印象であり、それでもプロデューサはNYでマーカスミラーとよくやっているドラマーのプージーベルだったり、ジーンレイクだったりーので、やはり「似ている」のは否めず、本人もマーカスから遠ざかろう遠ざかろうと意識してるのが見え見え、結果として良くも悪くも作りこまれた感がある曲が多かった。。。いっぽう、今回はいつもライブしているバンドメンバーでいっせーのーででとりました感というのが前面に出てると思う。
もちろん打ち込みもいっぱい使ってるんだけどね。
ベースの音も、コンプレッサーのかかりとかEQいじった感は薄めで全体に荒々しい感じ。これに関しては好き嫌いわかれると思うけど。

ジノさんに対する評価といえば、伝説のトランペッターひのてるのDNA、本場NY仕込のブラック感覚とかベース演奏の超絶技巧についてのコメントが枕詞のようについて回るが、この作品ではもちろんそうした要素も含めて、ライブでもよくカバーしているTOTOやヴァンヘイレンといった80sアメリカンロック由来と思われる漫画的ポップスセンスとか、ちょっとだけバブル期のフュージョンフレーヴァー漂うシンセ使いとかも聴きどころかなと。


あとは、4曲でフィーチャーされてる実父ヒノテルがかっこいい。
M④Alone Alone AloneとM⑨Cantaloupe Islandでのプレイが特にヤバイ。長生きしてほしいね。

2014年5月8日木曜日

2013-14雪山の記録




GWも過ぎ去り、ほとんどのゲレンデが営業終了した・・・ということで、今シーズンの振り返り。

スノボは4シーズン目なのですが、去年の夏からいよいよ本格的にはまり、屋内施設でワンメイクジャンプの練習に通うようになりました。
ということでスノーシーズンは待ちきれない感じでした

山でもパークに本格的に入るようにもなり、飛び系中心によく遊べました。
ただ、キッカーの形も大きさもさまざまな中で、うまく飛べない場面もあり、1月にしてシーズン終了を覚悟するレベルの怪我をし、ヘルニアにもなりかけました。おかげで、挑戦は大切ですが自分の技量をわきまえてステップアップするのが大切なんだとわかりました。

スノボは風を切る爽快感やエアのふわっと感などもですが、なんといっても板を踏み込んだときにグワっと加速したり曲がったりするのが気持ち良いです。
未体験の人にも是非体験してもらいたいスポーツですは。。


以下、今シーズンの滑走記録。首都圏から近くて楽しいゲレンデ探している人など参考になるかもしれません。



12/18(水)雪 たんばらスキーパーク
シーズンインした。たんばらは初心者多めで、ヘタレなワイでもイキれるすばらしいゲレンデw
全体に斜度は緩いが地形的に遊べるところもちょいちょいあり。
パークも、気軽に入れる凡人向けアイテム中心で楽しい。

12/21(土)晴 たんばらスキーパーク
パークの配置がやや変更され、1本のリフトで入れるキッカーが増えた。
クリスマスが近く、サンタコスで滑走している様子をGoProで撮影している激うまジブ&グラトリ軍団がいた。
キッカーでも720くらいまで回したり、縦回転系もやっていて、うまい。プロかな?・・・しかしプロがなぜこのようなヌルいゲレンデにw

12/30(月)晴・雪 芸北国際

ジモト。雪はたっぷりで、人もまーまー多い。
まだパークがオープンしてない。。。のでリフトの支柱脇の溝で飛んだりするなど。
ロッカーボードに乗って、フラットで回してるグラトリ軍団はうまいけど広島弁うるさいしウェアだぼだぼだしいかにも中国地方ローカルみたいな。

1/18(土)晴 ノルン水上
こさきと撮影。雪質は固めだったけど、それだけに切りやすいバーン。パークにはクオーターパイプがあって楽しかった。
テンションがあがっていた。といえば言い訳になるが、いきなり形もスピードも確認せずに10Mクラスのキッカーに突っ込み・・・やっちまった。思いっきりまくられ、ケツ着地して脊椎負傷。デカ台のわりにランディングの斜度が緩い気がするYO・・・いや、私が下手なだけなのですがw この日はアドレナリンで乗り切ったが、しばらく日常生活に支障が出てしまうクラスの怪我でした。

2/5(水)曇 ふじてんスノーリゾート
背中の痛みがひいてきたので復帰戦。今日は様子見かな、と思いつつも、午後からはちょっとだけパーク入る。ここのパークはアイテムのレイアウトが良くて本当に楽しい!でもデカキッカーはまだ怖いw
アイテムの点数が多いのに、よく整備されている印象だった。ジブは結構高さがあるのに、下手なオイラでも入りやすいやつが多くてこすって降りてくると気持ち良い。ランディングに角度がついていて体に優しい
ディガーの人もがんがん滑っていてうまかった。

2/11(火)快晴 富士見パノラマリゾート
今シーズン最高のピーカンで、こさきと撮影。ゴンドラ1本で3000メートル一気に流せるのは素晴らしい。
山頂付近の3連キッカーが楽しかったんだけど、パーク境界にロープが張ってなくて、イキった初心者がキッカーの間でスネークしてきたりしてまじスネェェェエエエェェェエエエエク!!!

2/25(火)雪 水上宝台樹スキー場
コース整備する気が無いのか(笑)、全体に圧雪されていないバーンが多いですね。深雪好きな人には楽しいゲレンデだろう。オイラはまだパウダーをあまりうまく滑れないのですけどw 天然クオーターパイプみたいな地形もたくさんあってあそべる。
パークはイカツめのアイテム多め、かつうまい人が多かった。平日なのにパーク混んでたな。リフトから見ていると、早抜けオーリーでノーズをテーブルトップにぶっ刺してフロントフリップしているねーちゃんがいてビビる。間違いなく今シーズンゲレンデで目撃したトリックの中で最も高難度かつ危険な技だった。ただの事故かもしれないが。
午後から雪が酷くなり、徹底的にガスりまくる。視界3メートルくらい。キッカーのリップが見えないw こんなときこそコソ練のチャンスとばかりに無理してスピードを出し、コース脇の天然ジャンプ台みたいな地形でぶっとび、着地で踏ん張りきれず左膝にダメージを負う。相変わらずの下手っぷりw

3/19(水)曇り ふじてんスノーリゾート
宝台樹で負傷した膝が痛かったのと仕事が忙しかったのとで、少し間が空いてしまった。あっちゅうまに春スキーシーズンの始まりが目の前に。
朝はピーカンだったので調子に乗ってパーカー(ヒートテックと2枚だけw)で滑走開始するも途中でめちゃめちゃ霧がでてきて寒い。
寒かった意外は、しゃばしゃば雪だけれども板はよく走り、キッカーもまずまず飛びやすくて調子良かった。しかし雪がやわらかいだけにランディングはすぐ壊れてたなー 
特に午後は一部のジブの着地点が削れて穴があいていてこけまくったw 春のパークは気をつけましょう・・・

3/25(火)晴れ ノルン水上 
ここは南斜面なので気温が高いと雪はどうしてもユルユルになりますねー。
しかしメインリフト一本だけで、中斜面での高速カービング→緩斜面でプレスとかスイッチの練習→パーク と全部を流せるのはすばらしい。
パークアイテムはまだまだあり、2連キッカーから、グッと右に切ってスピードつけてからのフロントサイドのクオーターがおもしろい。
しかし1月に背骨を負傷したデカ台にはやはりまだ怖くて入れない。すごく・・・大きいです・・・

4/12(土)晴れ ハンターマウンテン那須塩原
年度末案件と年度跨いで持ち越した仕事に追われ週末ボーダーとしても中途半端にしかなれないが可能な限り山には行くぞ!
ピーカンで気温はまあまあ高いのだがとにかく風が強い日だった。あられのような雪質で、先行する人が巻き上げる雪煙が顔に当たると痛い。
上のほうの急斜面はめちゃめちゃバンピーなうえ雪が重くてボーダーには辛いコンディション。ふと周りを見ればコブ斜面好きなスキー上級者たちがシャーシャーと滑走しているのが大半を占めるなか、孤独に、そして執拗に攻めまくるがやっぱコブはムズい。悔しいが技術不足。
昼からはさらに気温があがっていよいよ板が走らなくなり、正直つまらん。笑
ボックス、レール類含めパークはなくなっていた。キッカーの残骸の上から飛び降りたり、申し訳程度に残っているウェーブの側面をポコジャンのように使って飛んだりが精一杯でした。

4/29(火・祝)曇 たんばらスキーパーク
シーズン終わりはホームゲレンデ()に戻ってきた。
標高が高いゲレンデだけに、この時期までキッカーがあるのは素晴らしいことだ。パークの配置はシーズン初期からだいぶ変わっていて、中腹に3連のキッカーがある。最初のパークのスタート地点に行くまでに少しバックカントリーみたいなところを走らないといけなくなっているのも冒険心をくすぐるw
昼頃、ウォータースプラッシュチャレンジといって、水上を滑走して6メートルくらいのプールをスノーボードで渡れるかどうか、という催しをやっていたので参加してみた。実際は直滑降でスピードつけて、水に突入する瞬間にノーズをあげておけば簡単に渡れるのだけど、やってみると結構新鮮な感覚だった。無事チャレンジ成功し、パスケースをゲットw おひとり様だけど、ギャラリーも盛り上がって爽快ww 

5/5(月・祝)曇 たんばらスキーパーク
今シーズンもオーラスだ。どピーカンの写真をFBにあげたる予定だったけどゲレンデのボトムらへんまでガス、ガス&ガスでとにかく視界なくてやばいw
途中からキッカーとかボックスがどこにあるかわからないレベルになってしまった。。。それでも斜面状態そのものは比較的よくてさすがたんばらといわざるをえない。
春雪の滑り方が少しわかったかもしれないなー・・・とか思い始めたところでシーズン終了。




楽しい季節が終わってしまったと思うとさびしいですが、
これから来シーズンに向けてもっといろんなパークや地形で自由に遊べるように、筋力と技術の向上に励んでいきたいと思います←真面目
まじで おひとり が多かったので来シーズンは人と滑る楽しさも味わいたい。
あとやっぱフッテージ()残したいんよな。思い出づくり。
セッション&撮影してくれる人募集。スキーもOK



スノーボードクロス五輪代表藤森のパークライド映像があがっていた。


やっぱこの人にはスロープスタイル出て欲しいw
ジェイミーアンダーソンよりスタイル出てると思う。


広野さんのスイッチバックサイド180ミュートも激渋やなw

2014年5月1日木曜日

山内マリコさん最新作(読書)

読書の記録




山内マリコさんの最新作である。
前作に引き続き地方に生きる若者の問題が題材になっている。
私は小説はほとんど読まないのだが、こういう現代的テーマを持つ作品には関心がある。


本作では、名古屋郊外に位置する寂しい町が舞台となる。
名古屋の国立大に進学したものの中退し出戻った男、元引きこもり、引退したキャバ嬢という3人組が、バンクシーの映画”Exit through the Giftshop”に影響されてグラフィティペインティングを始め、それがネットを媒介として注目され、一時的に盛り上がりを見せるものの・・・というようなおハナシ。



いやはや・・・・・・ピュアな心を持つ私にはグッサリくる作品でした。
この閉塞感と救いの無さはツライ。でもきっとこれが現実なんだろう。

とはいえ、読み物として重い感じはない。広い読者層にリーチしたいのだろうか。読みやすさを重視した文体で、半日もあれば読了できると思う。


登場人物たちは地方の実家で暮らし、夢も無く金も無く、若さとエネルギーをただただ持て余し、そうした状況を疑問に思いつつも打ち破る方法もなくじわりじわりとクサっていくことを余儀なくされる。
彼らが暮らすのはもちろん、田畑しかなくて仕事が無いというような場所ではない。
国道沿いにはマクドもTSUTAYAもジャスコもあって、生活に困るわけではない。
ただ、文化的な洗練という点では都会(≒東京)からは程遠い。

ベタに北関東とかじゃなく(cf.サイタマノラッパー)、名古屋の郊外っていうのがまた容赦ないところ。

(※名古屋はこの本とかで村上春樹がバカにしているように、東京の人間にとってみれば「異世界」と認識されているらしい。私も訪れたことがないのだが。)


郊外問題については速水健朗さんや三浦展さんが00年代から論じていたけど、そこで俎上にあがっていたのは、どこにも行かない代わりに「ツレ」的な身内のネットワークを重視して独自の閉鎖的コミュニティを形成している、というような若者のあり方だった。博報堂の原田さんが火をつけたヤンキー文化評論ブームのターゲットもこんな感じだと理解している。

しかし本書の登場人物たちは違う。
彼らに友達やナカマと呼べる存在は多くない。同級生たちのいくばくかは就職や進学などで都会(この場合は名古屋)に出て行ってしまっている。ジモトに残っている同級生たちは、「イナカに残っている→サエない」という点で互いを同属嫌悪的に軽蔑の対象としており、積極的なコミュニケーションがとられることはない。
かろうじて残されている可能性として、サブカル的な要素(この場合グラフィティ)を媒介とすれば小規模にであっても親密圏が構成されうる、ということを言いたいのかな、と読んでいる途中で思ったが、やはりその脆さも同時に描かれていて。。ツライ泣

本当にナントナクなんだけど、吉田大八監督がメガホンをとったら良い映画化できそうだ。。『腑抜けども~』にも近い世界観だし。


この日本には、既往の郊外カルチャー論には包摂されない、とても孤独な若者たちがいるんだろう。
どこにも行けないし、何者にもなれないなかで、「若さ」という可能性は日々目減りしていく、という絶望的状況に直面したとき、人は果たして何を頼るのか。。。

特に女性の場合、絶望的日常からくる鬱屈や不安を、男を頼って解決しようとしても、そんな包容力がある男はおらず、ただ遊ばれて終わるということの繰り返しになるケースが多いよね、というメッセージをこの作品は伝えている。
ミサンドリーの要素が多分にあると思った。


なんだかテンション下がっちゃいましたが笑、多くの人が終わり無き日常を生きることを余儀なくされているポストモダン状況も、とうぜんながら一枚岩じゃないのかもしれませんな。



もうひとつ。
この作品は”Exit through the giftshop”もだし、LINE、ツイッター、Facebookといった近年のハヤリモノがたくさん出てくるシェアワールド型リアリズムを使って書かれている。という意味でも今こそ読むべき作品。
ただ、将来は資料的価値が出そうです。




作中で重要なモチーフとなっているKaty Perryの”Teenage Dream”は、私も好きな歌なのだが、ともすれば、10代に戻りたい~いつまでも10代のままでいることにしたい~という大人になりたくない20代の現実逃避ソングともとれるわけか。なんかかなしなーww
 

2014年2月12日水曜日

続・ザンギFの彼女とスノボに行ったの巻

ソチ五輪はスノーボード男子フリースタイルのハーフパイプでの日本勢Wメダルで湧いてますが、こちらは前回に続き、友人の近藤さんが最強のアマチュアスノーボーダーに成長していく過程を追跡する企画です。




今回は長野県の富士見パノラマリゾートで撮影してきました!
ゴンドラからは富士山がガッツリ見えるほどのピーカンで、絶好の撮影日和でした!



週末の大雪の影響か、斜面状態はややバンピーながら、人も少なくて気持ちよく滑走を楽しめましたね。
近藤さんも徐々に上達を見せています。
次あたりジブに入ってほしいなー・・・w

2014年2月11日火曜日

Snowy weekend in Tokyo.

2/7の夜半から2/8にかけて、東京に大雪が降りました。

2/8朝、雪が降り積もった我が家の向かいの空き地で、ちょっとスノボしました。
いい歳こいてますが、雪はいつでも童心に帰らせてくれます←



近所のチビッ子がなかなか良いアジだしとるww 



まあ近所の目がハズかったので一人で黙々と長時間はできなかったけど、ジブとか置いてもうちょいやればよかったなー。

この日は午後からもっと雪が酷くなり、中目黒にピザを食べに出かけたもののランチタイム終了までにお目当ての店に辿り着けず断念。
代わりに豪雪のなか久しぶりに代官山を彷徨し、SHUTTERSに行ってきたw

スペアリブとパスタとアップルパイアラモード






やっぱりちと、お高いけど、美味しかったです。
普段の休日は行列ができているらしいが、雪もあってガラガラだったし。
店員のムスッとした接客は、やや減点ポイント


明日はフジパラに滑りに行く予定です。
晴れますよーに!!




2014年2月1日土曜日

【勝手に】ソチ五輪スノボフリースタイル競技のみどころ【解説】





スキースノボシーズン真っただ中ですね

しかし私は先日スパイン(→こういうアイテムです)で飛んでスパイン(背骨)を負傷する事態に陥り、療養中でストレスを溜めています。

今は普段の生活で小走りすることすらままならないので、
もしかしたら今シーズン絶望なのかなーとか。。

山でどんなにテンションがあがっても、無茶はいけないです。
そしてケガしないための筋肉は必要。
普段から鍛えないと。。。


ところで冬季オリンピックが近づいています!
テロ問題とかあって諸々注目度低いオリンピックだとは思う。
にしても日本だとフリースタイルスノーボードへの注目度低すぎ。。と思う。
メダリスト候補何人もいるのに!
フィギュアとスキージャンプばかりに注目集まってますが、フリースタイルスノボにも日本人メダル候補はけっこういます。

誰にも求められてないと思うが、去年からすっかりスノボ君になってしまった私が解説しちゃろう。
スノボは見て楽しい競技だと思うので。。。もっと注目してもらいたい。


まずフリースタイルの花形ハーフパイプである。
多分今回スノボへの注目度が低いのは、前回バンクーバーでハーフパイプ代表だった国母が選手団ユニフォーム着崩したうえ反省ゼロな記者会見やったせいでスノボのパブリックイメージが悪くなったのもあると思う。
でも国母は名実ともに国内ではもちろんダントツ、世界でもトップレベルのライダーだしアスリートとしてもストイックでいいと思うんだけどなぁ。。。もう本人はパイプではやることやったみたいな感じでバックカントリーの撮影ばっかやってるらしいですが。。。今回はコーチとしての参戦










そんな国母の後継者と言われているのが若干15歳日本代表の平野歩夢である

圧倒的なエアの高さと、国母のDNAをそのまま引き継いだかのようなリラックスしたメローなライディングはこのカテゴリでの強力な武器である。

平野は既にWinter X Games(フリースタイルスキー、スノボ、スノーモービルなど、冬エクストリームスポーツ競技大会の最高峰)の前大会で2位になったり、ワールドカップ最年少優勝、ヨーロピアンオープン(BEO)優勝、USオープンでの準優勝など、正直ソチで優勝しても全くおかしくないレベルだと思う。

BEO優勝時のランがコチラ↓

フロントサイド1080→キャブ1080→ダブルコーク1080のコンボすごいです。

彼は若いのでどんどんルーティンも変わってますし、オリンピックではもっとすごい技入れてくると思います。
既に練習ではキャブダブルコーク着っているらしい。
上のコンボからキャブダブルコーク(もしくは逆)に繋げればすごい高得点狙えるんじゃないっすか。
唯一の懸念は足首の捻挫ですが。。Winter X Gamesも欠場してたし。。。うまく調整してきて最高の演技してほしいです。




ということで勝手なメダリスト予想は

金 ショーン・ホワイト(米)
銀 平野歩夢(日本)
銅 ダニー・デイビス(米)

て感じかなー。。あ、バートンのライダーだけや笑






ショーンホワイトはやっぱこのカテゴリだと最強だといわざるを得ない。
トリノもバンクーバも圧倒的な金
彼の演技基準で採点が決まってる感すらある。怪我もあったしこないだのX Gamesも出てなかったし最近不調なほうではあるんだろうけど、それでもバッチリコンディションあわせてきそう。
出る大会出る大会でのモンスターぶりが異常なので、今回はパイプでもトリプルコークとか出してきそう ww
実はもうできてましたみたいな






3位予想に入れたDanny Davisはスタイルでゴリ押ししてくるめっちゃかっこいい選手です。パイプ系ライダーだと一番好きかも。。
先日のWinter X Games 2014では優勝してました!(ショーンホワイトは不出場ながら・・・) 

そのときの優勝ラン↓

フワッと余裕ある回転のダブルコークもだが、
スイッチメソッドとかトゥイークマックツイストがもうかっこよすぎて。。。(ノ゚ο゚)ノ オオオオォォォォォォ-
バンクーバーのときも、直前のWinter X 2010でショーン倒して優勝してた実力者なんだけどケガで出れなかったんだよね。
雪辱を晴らしてほしいところ。もしかしたらオリンピックでショーン越えあるかも





YOLOフリップ(キャブダブルコーク1440)とかスイッチダブルマックツイスト1260とか、ある意味ショーン以上の大技を持っているロシアのイウーリ・ポドラチコフも大穴としてありうる。。。地元だけに!

このカテゴリは上位勢がものすごく混んでいるので見応えありそうです。
あと、オリンピックでは、縦回転を混ぜた3Dトリックよりフラットスピンの回転数多いほうが得点高いという話もあり、ショーンをはじめとした高難度3D系ライダーにフラットスピン系の人たちがどこまで肉薄できるかにも注目ですわ。

競技日は2月11日。





そして今回からオリンピック種目になったスロープスタイルだが!
ジブとキッカーを組み合わせたコース上での滑走技術を競うもので、個人的にはパイプよりも見てて楽しい。自分が今キッカー中心に遊んでいるのもあるし、パークうまい人決定戦て感じで面白い。

日本代表の角野くんはワンメイク系では世界最強のひとりです。






2012年北京のAir & Styleで優勝し一気にワールドクラス入り。そして先日のWinter X Games 2014のビッグエアーでも2位でした。
そのときメイクしたのがウルトラEEEEE難度のバックサイドトリプルコーク1620でした。
縦に3回転と水平に4回転半の組み合わせ。
この回転数でランディングに合わせられるのはまさに驚異的です!
天気が良くないとメイクできないと言われています!

もちろんストレートジャンプ一発勝負のビッグエアーと異なり、総合種目であるスロープスタイルでは、連続するキッカー間でのコンビネーションや、ジブの技術も要求されます。
ド派手なエアーもだが、ジブセクションでの遊び心も見どころ。

ジブ技術、高難度のエア、アイテム間の繋ぎのスムースさ等すべてを高いレベルで兼ね備えた現代最強のパークライダーが、カナダのマーク・マクモリスです。彼は間違いなく金メダル最有力候補だと思います。



彼の滑りはリップまでのアプローチがすごくきれいで参考になります。飛び出したあとはすごすぎてまったく参考になりませんがw


ハリーポッター顔にして、ボトムキッカーでのトリプルコークのこの安定感

そして彼の最大のライバルであるノルウェーのトースタイン・ホグモは、トリプルコークと、現時点で限界と言われている1620フラットスピンを両方世界最初にメイクした業界水準設定男である。


Winter X 2012ビッグエアで繰り広げられたマークとのトリプルコーク合戦は記憶に新しい。その際はスイッチバックサイド1440を着って僅差で優勝しました。
非常に人気あるライダー











そして今シーズンブレイクしつつあるマックス・パロット(カナダ)はWinter X 2014なんと角野とマークを下して、ビッグエアーとスロープスタイルの2種目でゴールドメダルを獲得している。


世界中のスロープスタイル大会でほぼ無敵だったマクモリスを倒したのはすごい。まだ安定感には欠けるが、間違いなく伏兵となる。
にしてもマックス&マークのカナダチーム強すぎでしょ。。

ハーフパイプがアメリカ&日本勢の争いになりそうないっぽうで、こちらはカナダ&北欧に強い選手がそろっている。とはいえ優勝候補がすごくたくさんいるので、もはや国関係なく、お祭りみたいに盛り上がりそうではある。
角野くんレールでこけずにトリプルコーク飛んでほしいなー

メダリスト予想

金 マーク・マクモリス(加)
銀 トースタイン・ホーグモ(ノルウェー)
銅 角野友基(日本)

競技日は2月8日










女子のスノーボードクロスとかも実は見所なんだが、長くなったのでまた今度

2014年1月22日水曜日

ザンギFの彼女とスノボに行ったの巻



初心者ならそれなりに追い撮りできることがわかったぞ!!

ひょっとしたら自分と滑走技術レベルが近い人のほうが、速度とか動きとかが読めて撮りやすいのかもしれんが。。 。

こさきはスタンスがグーフィーなので正面から撮りやすかった。
もちろん一部、背後から撮るときはこちらがスイッチで滑りながら撮っています(!)

0:36-0:43のカットが、ダイナミックで我ながら好きw
こういう風に周りを回りながら撮ると玄人っぽくなるんだなw






この日は最初の一本から、ゲレンデのボトムにある10mクラスのデカ台に突っ込んでケツ着地し、それからビビって1日中キッカーではまくられまくりでした。。orz

撮ってもらった最後の一本(動画の最後)も、トゥ抜けで高さ出てないしグラブも入ってませんし。。。

どんな台か見ずに飛ぶのはやめましょう
1回は素抜けで大きさを確認しましょう←自戒

2013年12月23日月曜日

Happy Birthday, Jesus.

誕生日に弾いてみたシリーズだよ。
読者各位、良いクリスマスをお過ごしください。

師走は忙しいのでアレンジはとても適当かついつもの如くミスだらけですが、きいてみてください!




ところで昨日は年内最後のライブでした。
今年は 一緒に演奏するメンバーや機会に恵まれ、自分がカッコいいと思う種類の音楽ができて本当に良かった。
来年ももっと上手くなって、より良い演奏ができるようになって行きたいと思います。

2013年10月2日水曜日

Stand By Me (Ben E. King Cover)

お友達誕生日に弾いてみたシリーズも第4弾を迎えました。

過去の作品は以下のとおり

第1弾(Sukiyaki)→ http://carpyfish.blogspot.jp/2013/07/blog-post_18.html
第2弾(Original Composition)→ http://carpyfish.blogspot.jp/2013/07/composition-0728.html
第3弾(Smile)→ http://carpyfish.blogspot.jp/2013/08/smile-charlie-chaplin-cover.html

今回はベンEキングの名曲を取り上げました。



ベースラインに特徴がある曲ですが、これを崩すかどうかで印象が全然変わってきます。崩さないパターンだと、こんな感じかなっていう。

4回目にもなるといい加減撮り慣れろよって感じですが、今回は指がまわってなくてうけるなーw

もっとちゃんと楽器練習せんとな。
下期には、Daizawa Love Collectiveのライブが何本もありますし

2013年9月17日火曜日

BYE.


でも、このあとみんな死んじゃったんだよな...的(笑)




恙無い日々はもちろん貴重ですが、流されることなく日々成長したいです。

2013年8月19日月曜日

JINO JAM 081813

日野JINO賢二 Birthday Live 08.18.13 @六本木Alfie



Personnel

日野賢二(b)
マサ小浜(g)
Penny-K(kb)
Nobu-K(kb)
Jay Stixx(ds)


Guests

日野皓正(tp)
グレース・マヤ(vo)
MOTO(beatbox)


Setlist

(1st)
1. Real McCoy
2. Still Here
3. Go 4 Da Gold (inst)
4. Toko's Wave
5. It's There

(2nd)
6. All I Want is You
7. Knight
8. Bye Bye Blackbird
9. B.G.
10. Pop's
11. Come Together
12. Intro



やっぱ楽しかったー このメンバーでのインタープレイすごすぎる
相変わらず作り込んでる感は無くても、それでもハイパーだったー

僕もハプニングを味方につけられるような演奏者になりたいです。


2013年7月18日木曜日

Happy Birthday Taiga

Daizawa Houseの元住人の誕生日だった。

Facebookにあげるのは少し気恥ずかしいフルバージョンをこちらに置いておこう。


2013年4月29日月曜日

tribute to pink shorts

先日の草バスケにおける自分ハイライトを作ってみた。

(自分用モチベーションビデオ)




ムービー書き出してから気づきましたが1個目のシュートは普通に歩いておりますね。汗

しかしバスケットはたのしぃぜ。。

2013年4月17日水曜日

私を離さないで(本


研究室の後輩が科学コミュニケーション系の書籍展示で使った本だとかで、テキトーなノリでたまたま譲り受けた。


カズオイシグロ「わたしを離さないで」(早川書房)




タイトルはさすがに耳にしたことがあった。

日本生まれイギリス育ちの作家カズオ・イシグロによる長編小説である。
キャリーマリガンやキーラナイトレイらの出演で映画化もされ、それなりに話題になった作品だと思う。

けっこう長いんだけど、誰しもが作品世界の旅を楽しめる良作ではないだろうか。
個人的に、こういうダークな設定の話は好きだ。

予備知識があると味わいがガクっと落ちる作品だと思うのでさすがにネタバレは若干憚られるが、リアルの知人の皆さんはご存じのとおり筆者は隠し事ができない 性質で、このブログもこれまで躊躇なく諸作品のネタバレを書いてきたということもあるので、今回も容赦なくネタバレさせてもらう。

舞台は現代の英国である。
とはいえパラレルワールドのような感じで、われわれが生きる世界とは少し違う歴史をたどった世界ということになっている。だからこの小説はSFにカテゴライズされる。
物語の舞台となる世界では、移植用の臓器を生産することを目的に、クローン人間を作り、育てる制度が整えられている。
主人公の女性はそんなクローン人間のひとりである。

彼女は臓器提供者を育てる専用の寄宿学校で、同じく未来の臓器提供者である友人たちと恙無い日々を送って行く。そこでは、われわれも想像できるごくごく普通の友情物語や恋愛物語が展開される。
しかしやがて彼女らは成人し、予め定められた過酷な運命をそれぞれにたどることになる。。。

若くして命を捧げるためだけに生まれてきた彼女らの人間関係は、表面上はありふれたもののようでありつつ、それでも否応無く切ない。

トンデモ設定といえばトンデモ設定なのだけど、この奇妙な世界観をもって圧倒的な迫力でわれわれに提示されるのは、やはり青春の、否、人生の、一回性だ。
(その意味でベンジャミンバトンにも似た読後感。。)


結局、人生の価値は何をどれだけ得るかで測られるものではない。
何をどれだけ大切な人と分かち合ったか、で測られるのだと思う。


明日突然終わるかもしれない人生である。どっちにしても今過ごすこの一瞬一瞬は、あとでどれだけ足掻いても戻ってこない。
友達や家族との限られた時間を大切にしていこうと、思いました(素直ヵ☆




ところで物語では、タイトルでもある"Never Let Me Go(私を離さないで)"という歌が録音されたカセットテープがキーアイテムのひとつになっている。
ジュディブリッジウォーターという架空の歌手によって歌われている設定なのだけど、もちろん小説なので音が聞こえない。ということでこのサウンドについては読者の想像に任されている部分でもある。
個人的にはコリーヌベイリーレイのようなジャズ寄りR&Bシンガーのオーガニックな歌唱によるスローブルーズのイメージで予想していた。


ただ、映画だとちゃんとこの曲を主人公が聴くシーンでは音が流れる(誰が歌っているのだろうか)。
ということで主にこの曲を聴くために映画版も見たのだが、予想はあたらずとも遠からずで、ハスキーボイスなジャズシンガーが歌うスローシャッフルのバラッドだった。つか、進行がGeorgia On My Mindと似ている。