2014年2月24日月曜日

【勝手に】ソチ五輪スノーボードフリースタイル種目振り返り【解説】

スロープスタイルは、角野くん8位入賞でした。
みんなメダル圏に拘るけど、8位でもはっきり言って立派ですよ。スロープスタイル出場者はX Gamesの常連組&ビデオスターだらけだし、めちゃめちゃレベル高いですよ。その中であのセバスチャン・トタントより上位ですよ!よーやったと言いたい。

もちろん、ロシアクオリティのクソパークのせいでトースタイン・ホーグモやショーン・ホワイトといったスーパースターが出場できなかった問題はあった
そして全体的に採点基準が謎だった。
マーク・マクモリス師匠のパーフェクトランですら銅ですからね。個人的にはあれが1位だと思った(そして正直言うと、角野の順位は高すぎるかもと思ったw)。
Triple Corkが評価されないことがわかって選手たちも途中からルーティン変えてきてたし(この技術もまたすごいと思う)。

結局縦回転系が評価されず、フラットスピンの回転数稼いだほうが点が高かったっぽい。オリンピック側としても初開催で、パークの設計も含めて手探りだったんでしょう。
で、1620をメイクしたセージ・コッツェンバーグが優勝と。
せいじさんのルーティンは独創的な技の連続だったとは確かに思うけど、マクモリスとかステール・サンドベック(銀)みたいなピタ着じゃなかったし、そのへんどうなんだろーと思いました。

ただ、採点が他大会に比べてややジブセクション重視だったのもわかる。
トースタイン先生の怪我でみんなジブにビビる中、簡単なトリックで抜いてきた選手は点低かったし。せいじは確かにムズい技をうまく繋いでたしね。

女子のスロープは、失礼ながらジブみんな下手って思いましたw
その中で優勝したジェイミーアンダーソンはやっぱ安定してるなーと思った。
男子より回転数少ない分、スタイルが出てるかどうかわかりやすい。
次回はぜひ、鬼塚雅にでていただきたい。
角野もだけど日本人はストレートジャンプ技術は優れているので、あとはジブだな。


そしてハーフパイプ。
ハイライト映像↓
http://www.gorin.jp/app/result/SBSBM060/index.html?bctid=744506446002

こちらもスロープに負けず劣らず酷いコンディションで、トップライダーたちが普段ではありえないような転び方を予選からしていまして。。
それでも入賞クラスはみんなチャレンジャブルなルーティンを組んできて卓越した滑走技術を見せてくれた。見応えがあった。

ジャッジの問題もスロープ同様存在した。
優勝したポドラトチコフの決勝ランは5hitの構成だった。つまり5回しか飛んでいないということ。他の入賞選手は全員6hit飛んでいる。
Double McTwist 1260とYOLO Flip (Cab Double Cork 1440)という超絶エアリアルを1本のルーティンで両方着ったのは確かにフリースタイルスノーボードの歴史に残るくらい凄いが、それでも1080と900を2回ずつ入れて、かつスピードが落ちる最終hitでDouble Corkをメイクした平野より点数が高いのが妥当かについては疑問が残る。
海外メディアも同様の指摘をしている。
http://snowboarding.transworld.net/photos/iouri-ipod-podladtchikov-wins-olympic-halfpipe-gold/#.UwOkeIVvhPR


これからオリンピックにおけるハーフパイプの採点基準は全体の構成より1発の大技に高配点するということだろうか?そしてやはりスロープと同様、フラットスピンでの高回転数が高得点に直結するっぽい。X Gamesなら連続Double Corkを入れた平岡のほうが平野より上でもおかしくないと思った。
いずれにせよ、メダル圏の選手はだれが優勝しても文句のつけようがない圧倒的ランだった。
平野はエアすごく高いんだけど、1発目のセットアップで毎回やるMethodが、なんかイマイチーって感じ(私が言うのは僭越すぎますが)。ここが国母との最大の違いだろうか。。国母がやるJapan grabはスタイル出てて好きだったなぁ。。

そしてDouble CorkとCab Doubleを繋げるコンビネーションを入れてきたのは平岡くんのほうでしたね。
正直あんま注目してなかったけど技多いし、むちゃカッコいいライダーだわ。Toyota Big Airでの角野やサンドベックとの対決も見逃せない!

ショーンの点数が低かったのは仕方ないと思う。
Double McTwistもDouble Cork 1440も入れていたけど、決勝のランはミスが目立ったなー
テリエ・ハーコンセンがスノーボード界のマイケルジョーダンだとすると、ショーン・ホワイトはレブロンジェームズに相当する。
時代を作ってきた常勝ライダーだけに、王座陥落を疑う声もある。27歳といえばスノーボード業界では競技会からは退き、バックカントリーでの撮影などに重心を移行していく年齢だ。げんに国母はショーンより2歳若いが、すでにコンペティションの第一線にはいない。
しかしショーンは競技会での圧倒的な成績と他を圧倒する高難度トリックで名を成してきたライダーであることも事実である。
スロープスタイルへの出場辞退がカナダ陣からディスられている問題もあるし(http://extremesnowboard.net/news/snow284.html)、引退はもうひと花咲かせてからではないだろうか。次のWinter X GamesのスーパーパイプでTriple Corkメイクして優勝してから・・・とかじゃないとな。
正直彼のスタイルは好きじゃないが、依然として現代最高の技術を持ったスノーボーダーであることは疑いようがない。
平野との世代交代劇から目が離せませんっ!



ところで私は事前に一押しライダーとしてダニー・デイビスの名前を挙げさせてもらっていましたが、彼の最終結果は6位でした~ orz

Backside360→Switch Backside Method→Cab 1080→Double Crippler→Tweaked-out McTwist→Frontside Double Cork 1080という、X Gamesでの決勝に近い演技構成だった。

予選ではこれぞダニーという、時間が止まったかのようなメローな飛びを次々に繰り出して、間違いなくメダルいけるやろと思いましたが、決勝では転んじゃいましたよねぇ。。まあ、仕方ないね。

彼はトースタインなんかと並んで、世界中の雪山でかっこいいフッテージを残しつつもコンペでも強いことを両立しているライダーなので、これからも業界のスーパースターとして頑張ってほしい。

女子のパイプは岡田5位入賞凄いと思いましたわ。
この人はコンペ一本で硬派に頑張ってる系なので、日本のガールズシーンに風穴を開けてくれる・・・かな?
そしてやっぱり、、て感じでケリー・クラークが優勝だったけど、これもフラットスピンの回転数が評価された感あるなー
他に、男でもやらないDouble Rodeoとかやってる選手もいたのに。。
ノーグラブで無理やりグルグル回るよりも、独創的なエアのほうが好き。
そしてそしてメダリスト候補だった女子クロスの藤森は残念すぎました。
ルックス良いのでもしメダル取れてたらものすごい人気になっていただろうな。
藤森はTOMBOYの映像とか見てるとキッカーもジブもクソうまいのでスロープ出たらいいのにw とか勝手に思っちゃいますけど。


明日は水上宝台樹(初)に滑りにいきます^^
パウダーあるだろうか

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