金原ひとみ『マザーズ』
出張中の読書としてはややミスチョイスだったか。
ちょっと前に話題書だったらしいっすね。 ほとんど小説は読まない私がなぜ今更読んだかというと、 下北沢B& Bの某イベントで会ったメディアアーティストの江渡浩一郎さんに オヌヌメされ、面白そうと思ったからです。
ひとことでいうと現代を生きる母たちの群像劇である( といってもメイン登場人物は3名)。子育てすることの幸せ、 そして母であることの凄まじい孤独とストレスが描かれる。
ヤク中、虐待、不倫、、、など色々とすごい内容だ。。。 著者は芥川賞作品『蛇にピアス』で有名になった書き手だが、 当時からの評判どおりのヘンリー・ ミラー的北回帰線的変態的スプラッター的描写もガンガン交えてき ており、単に字を追うだけでもなかなかヘビーである。
途中までは、 いずれも同じ時期に子供を授かった20代の女性たちが子育てに奮 闘するストレスフルな生活のなかでお互いに知り合うことになり、 人生と子育てが徐々に交わっていくさまが日常系っぽく描かれるが 、後半から物語はとてもドラマチックな展開を見せ、 最後はアッーーーーーーー!!!と、、、 泣こうと思えば泣けるような話に。
本作品で描かれているような現代の母たちと子育ての姿がリアルな のかどうか、女性でもなく、 ましてや子育てをしたことのない私には判断がつかないが、 とりあえず子供ができたら男性も子育てを最大限手伝いましょう! という気にさせる←わりとまじで
そして子供いなくても、 周りに小さいお子さんを育てているお母さんな女性がいたら、 やさしくしてあげよう、と思わせる。
いやー子供を育てるって大変なんすねぇ。。私も、 私の周りの人も、 年齢だけでもみんなちゃんと大人になっとるいうだけで、 奇跡みたいな感じですねほんとに。
男性こそ読むべき本だね。←U野千鶴子ヵ☆
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