最近(といってもちょっと前だが)、トランぺッターのバン先生ブログとベーシストの納浩一氏のブログの内容がオーバーラップしてる。
それぞれスタンスは微妙に違えど、今プロのジャズミュージシャンとして生計を立てていくことの難しさと、それゆえの覚悟の必要性を説いている。
バンさんの記事は、「すげーいい!」とか思ってもあとでよく消されているので、納ブログの記事のみ貼っておく。
職業ミュージシャンになるということ — 納浩一オフィシャルブログ2012年5月12日
あるメールへの返信 — 納浩一オフィシャルブログ2012年6月10日
(ジャズ)ミュージシャン冬の時代、プロの人たちが抱く思いというのはどうしても似てきてしまうのだろうか。
私はたまたま大学の研究者というようなヤクザな道を志向していたこともあって、個人のキャリアの話としても他人事とは思えない(バンさンの記事にしろ納さんの記事にしろ、「プロミュージシャン」を「大学教員」に置き換えてみよ。違和感無いから)、というような事情もあり、ちょっと暗澹たる気分になったりもする。
昨日の山中さん(as)のライブで、山中さんも言ってたことだけど、音楽のフリーコンテンツ化と音楽産業全体の縮小(数字上)は、クリエイターのインセンティブを引き下げてしまい、ゆくゆくは文化というものの衰退に繋がってくんじゃないかね。
それを止めるためには、草の根的な個々のプレイヤーのがんばりだけでなく、われわれ愛好家がライブチケットとCDを買い支えることが、必要なんだよなぁという。
文脈こそ違えど、文学者の石原千秋も、大学生は昼飯代をケチってでも本を買うべきとか言っている。
とはいえ、私もそんなにめちゃくちゃ頻繁にジャズのライブに足を運ぶとかそういうわけではないので、あまり大口は叩けないのだが。
とにかく、音楽全体のフリー化が進行しまくって、健全な市場原理が破壊されて、あとの祭りになるっていうのは、われわれ愛好家側からしても良くないと思うわけよ。
クラブミュージックの世界だと、もうDJたちはいかにマニアックなネタをきかせるかということに執心してるわけよね。
ベタな元ネタは全部ネットに落ちてるので。
結果的に聴衆を置き去りにするアングラ化が進行してるのかなという気はするけど。
(いっぽうで、このブログでも何度か過去に書いたようにジブリネタなど定番をひたすら使っていくという歌謡曲的展開へのベクトルを持った一群が存在するのも事実)
とにかく、もっと生ジャズが身近になればいいと思う。
ジャズだと、たとえば昨日の山中さんのライブとかは、ひたすらゴキゲンでパワフルで、老若男女に開かれてたと思うんだけども。お手軽価格ですしね。
特に、居酒屋でもラーメン屋でも、BGMは馬鹿の一つ覚えのようにモダンジャズがかかっている時代である。
もっと仕事帰りにとか、みんな気軽に行けば良いのに。
もちろん、楽器をやっていて、しかも山中さんの身内みたいなもんで、、、という意味では、あまり中立的な目線ではないのかも、しれませんが。
それぞれスタンスは微妙に違えど、今プロのジャズミュージシャンとして生計を立てていくことの難しさと、それゆえの覚悟の必要性を説いている。
バンさんの記事は、「すげーいい!」とか思ってもあとでよく消されているので、納ブログの記事のみ貼っておく。
職業ミュージシャンになるということ — 納浩一オフィシャルブログ2012年5月12日
あるメールへの返信 — 納浩一オフィシャルブログ2012年6月10日
(ジャズ)ミュージシャン冬の時代、プロの人たちが抱く思いというのはどうしても似てきてしまうのだろうか。
私はたまたま大学の研究者というようなヤクザな道を志向していたこともあって、個人のキャリアの話としても他人事とは思えない(バンさンの記事にしろ納さんの記事にしろ、「プロミュージシャン」を「大学教員」に置き換えてみよ。違和感無いから)、というような事情もあり、ちょっと暗澹たる気分になったりもする。
昨日の山中さん(as)のライブで、山中さんも言ってたことだけど、音楽のフリーコンテンツ化と音楽産業全体の縮小(数字上)は、クリエイターのインセンティブを引き下げてしまい、ゆくゆくは文化というものの衰退に繋がってくんじゃないかね。
それを止めるためには、草の根的な個々のプレイヤーのがんばりだけでなく、われわれ愛好家がライブチケットとCDを買い支えることが、必要なんだよなぁという。
文脈こそ違えど、文学者の石原千秋も、大学生は昼飯代をケチってでも本を買うべきとか言っている。
とはいえ、私もそんなにめちゃくちゃ頻繁にジャズのライブに足を運ぶとかそういうわけではないので、あまり大口は叩けないのだが。
とにかく、音楽全体のフリー化が進行しまくって、健全な市場原理が破壊されて、あとの祭りになるっていうのは、われわれ愛好家側からしても良くないと思うわけよ。
クラブミュージックの世界だと、もうDJたちはいかにマニアックなネタをきかせるかということに執心してるわけよね。
ベタな元ネタは全部ネットに落ちてるので。
結果的に聴衆を置き去りにするアングラ化が進行してるのかなという気はするけど。
(いっぽうで、このブログでも何度か過去に書いたようにジブリネタなど定番をひたすら使っていくという歌謡曲的展開へのベクトルを持った一群が存在するのも事実)
とにかく、もっと生ジャズが身近になればいいと思う。
ジャズだと、たとえば昨日の山中さんのライブとかは、ひたすらゴキゲンでパワフルで、老若男女に開かれてたと思うんだけども。お手軽価格ですしね。
特に、居酒屋でもラーメン屋でも、BGMは馬鹿の一つ覚えのようにモダンジャズがかかっている時代である。
もっと仕事帰りにとか、みんな気軽に行けば良いのに。
もちろん、楽器をやっていて、しかも山中さんの身内みたいなもんで、、、という意味では、あまり中立的な目線ではないのかも、しれませんが。
うーん、文化が多様になると、個々のマーケットのパイ自体が小さくなるのは必然かもしれませんね。広がりと深みはトレードオフといいましょうか・・・・
返信削除そうかもしれん。個々の部分で見るとそれなりの深さはあるんだけど、細分化されている分、特定の市場の商品の価値を理解できる人数が減ってるんだね。これは学問にも当てはまるね。
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